2019年2月26日火曜日

半端ないって!「長原寄席」

我が天商スペシャルバンドに、お声がかかり、平野の長原会館で行われる長原寄席に行っ

てきました。

何処でもお声がかかれば行きますよー。

行ってビックリ、舐めてかかってました、1時間も早く行ったのにもう並んだはります。

幕が上がればこれ又ビックリ!

天商スペシャルバンドも、いつもとぜーんぜん違う仕上がり、出ない声

も出ていたし、演奏もしっかり出来て、お見事お見事。

お待ちかね片男波部屋のお相撲さんたちのトークショーでは、懐かしいABCの元アナウン

サー乾浩明さん登場です。

先場所優勝なさった、玉鷲関との掛け合いなんか贅沢すぎます。

チキチキジョニーさん達の爆笑漫才もあり。

その後は出るわ出るわ、玄人はだしの芸達者ばかりが、長原の住民の芸に対するスキル高

すぎます。

後半は笑福亭一門さん達の落語で、大笑い。

中でも女道楽師、内海英華さんの艶っぽい三味線と軽快なトークには、写真撮るのも忘れ

るほど、魅了されました。
お綺麗でしょ、写真撮れなかったのでお借りしました。

日本いや世界で一人しかいないと言う絶滅危惧種(笑)だそうですが、どうか後に続く

人上手に育ててくれはる事祈りますわ、ほんまに素晴らしかった!

それにしても、長原会館の緞帳といい、長原寄席って書いてある看板、それに金屏風。

何処の施設にも負けん位、立派な設え。

扱う人達がチョイお粗末やったけど、それがエエ所で、皆で力あわせて作ったはる意気

込みがよう解ります。

来年も行きたいです。

そんな気持ちにさせてくれましたわ。






2019年2月23日土曜日

「空庭温泉」一足お先に行ってきましたー。

弁天町に、新しく出来た温泉テーマパーク空庭温泉です。

安土桃山時代の町を再現した、「癒し」と「美」と「食」のよさを体験でき

る空間って!

私にピッタシのテーマパークです。

関係者だけのプレオープンなのに、オープンの11時にはすでに、10人近

くの人が玄関前に待っていらしゃいました。

それも背広姿のビジネスマンたちが、名刺交換などしてちょっと風景が

いつもと違う。

中は、サラッピンのピカピカで、気持ちがいいわ。

入ってすぐに写真を撮ってくれて、かわら版に載せてくれました。

素早い。



まずは腹ごしらえ、「割烹浮瀬亭」でランチ。

お値段とお味はそこそこ。


お待ちかねお風呂は、思っていたより広くなく、露天風呂もまだ工事中

でしたわ。

ま、普通かな。

一っ風呂浴びて次は天空庭園へ、1000坪もあるんです、でもまだ樹木や

草花が植えたばっかりで、成長が待たれるってとこかな。

そこで感動したのが、ドクターフィッシュに足の古い皮膚を食べてもら

うという、体験。

水槽に足を入れるとメダカのようなチッチャな魚が寄ってきて、足を突

っつきます、角質が餌なんですって。

いくらでもお食べ。

庭園の中にはインスタ映えしそうな赤い千本鳥居もあります。
外でウロウロしすぎて冷えてきたので足湯でほっこり。

これがまた気持ちよくって。

あちこちバタバタ動き回ったので少し休憩で、仮眠室のリクライニング

シートでテレビ見ながらウトウト。

まだ終わりません、岩盤浴へ、Gooooooooo!

神宮房、座敷房、坪庭房、岩塩房、etc。

充実してます。

頑張って3箇所回ったけど、欲張りすぎると却って疲れるので、程々にし

たほうが良いかも。

そして再び汗を流すためにお風呂に入って。

居酒屋で風呂上がりのビールを頂いたり、日本酒販売のパフオーマンス

を楽しんだり。

酔ってきたら、また仮眠室で体を休めたり。

一日たっぷりゆっくり遊べましたわ。大人女子にはたまりません。

東のネズミの国より、隣の駅の映画の国なんかより、私はここがええ

わ。


オープンしたら、どっと外国のお客様が来るんでしょうね!

写真サービスや、国内最大級のパウダールーム着物レンタルなど、ちょ

っと気を許すと、精算のときにびっくりする金額になりそう。

そこらへんをよー考えて、愉しめば、最高のアミューズメントパークや

と思います。

今日は、日本人以外の人は2・3人のスッタフさんだけでしたけど。

オープンしたら、逆転するんでしょうねー、早く行っといて良かった

わ。





2019年2月22日金曜日

綴れ織りでパックン小物入れ

時々、話し相手に伺う、高齢のお友達(私も大概、高齢なんだけど)の家で、「もーそろそろ終

活しなければね。。」

この台詞10年前から聞いてる気がしますけど、なんやかんやと、お手伝いさせられま

す。

それに付き合うのが楽しいのですが、先日引き出しの整理をしていらして、奥のほうから

綺麗な布を出してきて「なんかに使おうと思ったんだけど中途半端な大きさ(14×30)だ

し、使い切れなくて、いる?」って聞くから。

見てみると、美しい綴れ織りではありませんか。

「これは、何の布?」って聞くと、勲章が入っていたケースの布で、「勲章は要らないけ

ど、この布が気に入ってたのよー」って。

その台詞ええでしょ!

さすが内閣府、ええもん使ってはるわ。

多分亡くなったご主人か、お父様か、どちらかが授与されたんだろうけど。

私も、蕗を買ったとき柄の部分より葉っぱの方が好きで先にオジャコと煮て佃煮にしてし

まう。。

全く比べるレベルが違いすぎますけど、味噌も糞も一緒にしたらあきませんわー。

彼女らしい。

と言うわけで、頂いて帰りましたわ。

そして出来たのが小物入れ。



出来る限り捨てる所を少なくして、それでいて使い勝手のよいように、板バネ式の口金を

使って、こしらえました。

何入れようかなー。

2019年2月20日水曜日

そろそろ来たかも。


先日、足袋を洗ってアイロンをかけていて、ふと足袋の中を見たところ。

あらまー!びっくりしたではありませんか!

なななんと、右が夏足袋、左が冬足袋でしたわ。

同じ福助(注1)の甲馳(注2)やし、文数(注3)も同じですのに。

そんな事にも気づかず、履き続けていた事を考えると、思わず背筋が寒くなった次第で。

普通考えても冬足袋にはネル(注4)の裏地が張ってあるし、夏足袋にはキャラコ(注5)

の裏地が張ってあるのに、なんで気が付かなかったか?

それが問題です。

足の皮膚感覚がおかしくなったか、そのもっと上の頭がおかしくなったか。

はたまた痴呆のはじまりか?アルツハイマーか?

この年になったら、何があってもおかしくない。

こないなったら、もーボケたもん勝ちですわ(笑、笑、笑、大笑、)


私の投稿したブログの意味が理解できない世代のために注釈を下記に付けさせていただき

ましたご参考までに。

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脚注
1 大阪・堺にて創業した足袋の老舗
2 コハゼと読み足袋の足首の後ろについている爪形の金具の事。
3 昔の足袋や靴等の履物サイズ、1文銭を基準にして足の大きさを測る。
  因みに私は、24センチだから、十文。
4 起毛した綿織物で暖かい
5 薄手で織り目が細かい糊付けした純白の綿生地。

2019年2月16日土曜日

笛の音にいざなわれ非現実の世界でさ迷うのでした。

今日はお能鑑賞で、大槻能楽堂へ行ってきました。

最初の能は花筺です。

越前の皇子が皇位継承のために大和の国へ旅立つ事になり、愛していた彼女に別れを告げ

るために、花篭と手紙を届けるのですが。

そんなもんだけで、彼女は納得してないわけで、当たり前だけど。

ある日継体天皇となられた彼が、紅葉狩りに行った時、狂女となった彼女が現れるのです

そこですったもんだの果てに狂ったように舞いだします。

笛や小鼓、大鼓、太鼓、が、ピーヒャララ、ポンポン、トントンとリズミカルに演奏され

る中、舞が始まると、舞台全体からアルファ波が私を襲い、終いにピーヒャラ、ポンポン

トントンの音に誘われ、やがてトランス状態になり、終いに寝てしまい、気が付いたら、

終わっていました(泣)

おそろしやお能。

私の脳波を直撃しました、私だけやないです、周り5人ほど休んでおられましたよ。


次ぎは狂言で、焼き栗です。

狂言は言葉も普通で、動く落語みたいなもんで。(こんなん言うたら狂言師の方に叱られますww)

栗を焼くようにと頼まれた太郎冠者が栗を焼く様や、食べてしまう様子や、そのことを

主人に言い訳する様子が面白くて、これはさすが、眠ることなく鑑賞できましたわ。

次の「野守」まで見ていたかったのですが、都合で見れなくて残念!

本当は「野守」演じる大槻裕一さん見たさに行ったのに。。

又の機会にします。