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画像お借りしました |
懐かしさに誘われて観に行ってきました。
半世紀も前に職場の同僚達と、同僚の結婚式の余興で仲間と一緒に歌った思い出があって。
そんなに上手くないのに「かいらしい服着て横で立ってたらええだけやからと」そそのかされ
て結局歌ったと思う多分、歌詞覚えてるもの。
それにしてもなんでそこで「風に吹かれて」なのか意味不明ですが、それだけ若者に影響力が
あったのか?
又又前置きが長くなったけれど。
19歳の無名のミュージシャンが、ボブ・ディランが、フォークシンガーとして成功する5年
間のお話。
5年間の間には、キューバ危機当日での混乱やケネディー大統領暗殺なんかも盛り込まれてい
て。
あーそうやったそうやったと思い出しながら觀てました。
ジョーン・バエズも出てます、なつかしい。
例によって裸足で黒毛のロン毛。
演じてらっしゃるお二人ともギターも歌も本当にお上手、吹き替え無しですって!
よくあるプロヂューサーとアーチストとの方個性の違いの葛藤とか。
ボブの女グセの悪さとかも盛り込まれて、数々のフォークソングで楽しませてくれます。
劇場がIMAX形式だったので、映像も音響もまるで音に包まれているみたいです。
600 円余分に払って損した気分にはならなかったかな?
それにしてもボブの我がままっぷり、女性の扱いも最低のクズ男。
ミュージッシャンあるあるね。
彼女に最後には「皿回しのお皿になるのは嫌だ」なーんて言われて、うまい言い方。
けどフォーク・フェスの様子とかに聴くことのできる数々の名曲は素晴らしい。
驚いたのだけれど、メンバーと初めて合うやいなや、ギターセッションできるって、プロの人っ
てそうなんかなー。
もひとつ驚いたのは、ノーベル賞の、それも文学賞を受賞してはったんです。
けど授賞式は、欠席してるんです。プロテストソングを歌う反骨精神がそうさせたのかしら?
観客は私らくらいの年代がほとんど、若者のカップルもいたけど、ボブの事を一ミリくらいは
知ってはるのかなー。
おっと!忘れたた、ボブを演じたティモティー・シャラメさん、目がいいなー♡♡
アラン・ドロン(たとえが古い)とは又違う、哀愁でもなくて怒りでもなくて、悩んでいる、
困った時のふとした瞬間のお目々が本当に魅力的な俳優さんでした。
帰る道中で思わず♫blowin' in the wind♪ って鼻歌まじりでしたわ〜。
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