2013年9月29日日曜日

野心のすすめ

財布の中に図書カードが、あるのを見つけて、何か買おうかなーと本屋でうろうろ探していたら、

林真理子のこの顔写真を見て思わず手に取り購入に至りました。

20万部突破だそうです。



今のお顔とは、似ても似つかないといったら大げさかもしれないけれど。

世間に対して不満満々で、野心も満々な面構え(失礼^^)題名にぴったりなお写真です。

一日で読めるお気軽な、彼女には珍しい自己啓発系人生論でした。


>野心が車の「前輪」だとすると、努力は「後輪」です。前輪と後輪のどちらかだけでは車は進んで行>けません。
努力は、惜しんでは、いけないですよねー。


>自分はこういう人生を送りたいという目標を決めたら、歯をくいしばってでも頑張ってみることです。>人の一生は短いのです。
ここぞと思うときには、頑張らなくては。


>「一生ユニクロと松屋でオッケーじゃん」とゆる~く生きようとする一部の今の若い人。
派遣や、バイトでは、そんなもんでしょ、だからお店が、増えるのですよ。


あなたは、バーキン何個も買えたけれど、今、若い女性で、そんなことしていたら、どんな職業のかたかしら?って思われてしまいますよ。


最近よく言われる今時の若い方々に、発破をかけておられる、いや私たち、の年代にもまだまだあきらめるなと、応援して下さっているのだろうけれど。

肩パッとじゃんじゃん入ったジャケット着て、へァーは、テクノカットのあの時代とは、今は違うんだけどなー。

そりゃ団魂の世代の私たちから見れば、今のお若い人たちは、おとなしすぎて世間をあきらめているところが見えるけれど。。

アベノミクスだと言っても、消費税上がるし、年金は当てにならないし、野心を持ってハードルあげて一か八か頑張れってもねー、リスク大きいと思うのです。

成功した彼女のなーんか、自慢話にしか読めないのは、私が天邪鬼か?









2013年9月28日土曜日

そして父になる

行って来ましたよー。
夕方から、友人と食事に行き、そしてその後一人で、最後の上映時間に間に合わせて、すっ飛んで。



是枝監督の映画は、「誰も知らない」を見てから、気になる監督さんでした。
実際の事件を元にドキュメンタリータッチで描かれ、子役の演技が、自然で好きです。

出産後の子供取り違えと言う残酷なお話なのですが、それだけに留まらずに、それぞれの人物の家族のかかわり方を通して、親子関係を、描いています。

私も出産の経験があり、子育てをしてきたわけだけど、わが子がよその子なんて、考えることなく、今まで、過ごしてわけで。

突然そんな事言われたらどないしょう。。となりますが。
DNA鑑定もしていないしねー、
血液型も不自然じゃないし、顔も似ているところもあるし、自分の子供なんでしょう。

私自身は、子供の頃にひょっとして私は、鴻池か、北畠、どっかの大金持ちの子供で、やんごとなき理由で橋の下に捨てられて、心優しい両親が拾ってくれて、育てられて、そのうちに黒塗りの高級車に乗った執事が、お迎えに来るのではと、思いっきり罰当たりな妄想を描いた時期もありましたが。
すみません、センテンス長くて。。。

現実に取り替えられた親達は死ぬほど苦しい思いをするもんなんでしょう。

ここで、オノマチ扮する母親が、「何で気がつかなかったんだろう」自分をせめます。
そして裁判でも弁護士に、「どうして、気がつかなっかたのか」と問われます。
夫まで多分そう思っていたでしょう。

ここで私は、いつも思います、何で母親ばかりが攻められ、そして自分自身も攻めるのか?
男は、産ませるだけで、産むのは母親だけど、母親は、受胎した瞬間からもうその子の母親。
直後から、お乳をあげ、オムツを替え、寝る間もおしんで育てます。
そして、しんどいけれど、母親の喜び幸せをかみ締めるのです。

男性は、主人公の父親のように父になりきれない人もなかには、いるのではないでしょうか。
しっかり子育てに参加しているイクメンもいらっしゃいますが。

でも映画の中で、この父親は、子供の力や、継母や、取り違えた看護士により、だんだん父になって行きます。
タイトルどおり「そして父になる」です。

結果双方の家族が、どういう結果を出したのかは、あやふやな終わり方になっていましたが、どちらの父を選んでも、子供は、幸せになれそうな、気がしました。

所々、突っ込みどころもありましたが、(学校問題や、なんで、大阪弁なん?)子供たちの可愛い自然な演技と、よくある泣き所で流れる大げさな音楽もなく、ほとんどクラッシックのピアノ曲でしたが、淡々とストーリーが進められ、見て帰った後、お布団の中で、じんわり泣けた、いい映画でした。

も一度じっくり見たいです、なぜなら、鍵をなくして、頭の中「何処へやったんやろー。。」が気がかりで、最初映画没頭できなかったのです。

父になれ切れなかったり、すぐ物をなくしたり、人は、それぞれ、中途半端だけど、家族や、みんなに支えられて、ちゃーんとイッチョマエになって行くもんなんですよ!

それって言い訳!?!?








2013年9月25日水曜日

昆布買ってきました!!(こんなタイトルばっかり)

大阪の京阪天満橋にある、京阪シティモールで、買い物。

西日本最大級と言われる100均に文具類や、服飾付属材料を買いに着ました。
なーんでもあるので、ここ一軒で済ます事が出来便利なんです。

ここは、売り場の導線が広くて、休憩所も大川側に広く取ってあり、高齢の母と車椅子で来てもゆったり買い物や、食事が出来てお気に入りのモールです。

久しぶりに来たら、ニトリや、GUが入っていて、ユニクロ、100均入っただけでも、なーんか雰囲気変わるなーと思っていたけれど、もうこないなったら、何でも来いって感じ。

ベビーカーを引いたママがお昼間のんびりとお買い物したはります。

この、のーんびりとゆーったーりが良いんです、経営者側にとったら余り嬉しくないかもしれないけれど、私たちオバチャンはいいのです。

最近この界隈では、生産年齢層つまり、15歳から65歳未満の生産活動が出来る人口が急に増加したそうで、そのうち、のんびりゆったりも出来なくなるかも。

住み心地のよさそうなマンションも増えたしね!

もう一件の買い物は、シティモのお隣の永田屋昆布店。


お店の戸を開けると、奥から美味しそうな昆布と
お醤油の匂いが。。

お昼前だったので、その匂いで、炊き立ての
白ご飯を、一膳いただきたい気持ちになります。

いろんなお昆布屋さんが、ありますけれど
ここの昆布の佃煮がお気に入り、柔らこうて、
後口が何時までもいいのです。

八軒家浜船着場の石碑もあるでしょ!

江戸時代には、淀川の上り下りの30石船の
発着場だったそうです。

さかのぼる平安時代には、紀州熊野詣の
上陸地でもあったそうですけど。

日曜日になると、町歩きの人たちが、ここで
写真撮ったはりますよー。

この店の一押しの【黒潮】と[おばんざい昆布】
を購入。



何でこんなに八軒屋浜の事詳しいかと言うと、玄関に、八軒家浜の今昔って、小冊子が、置いてあったんで受け売りです^^

大昔はこの辺まで、内海やったんです。

大昔って、5世紀頃の事ですけど。

時代が変わると景色も変わるもんですねー。

後何百年もすると、また変わるんでしょうね。

見てみたいけどいくら私でも無理!!

2013年9月24日火曜日

京都に行ってきました。

京都に用事があり、行って来ました。

良い天気で、午後からだったので、9月も中旬だと言うのに、30度を越す暑さ!


♪京の五条の橋の上~♪

今日は今年2月にオープンしたホテルでお昼ご飯をいただきました。

フロントの天井を飾るシャンデリア、タッセルがたくさん、いかにも京都らしいですわ!
相変わらず外国の観光客の多い事。

それもアジアの方々が多くて、お顔は、日本人とそんなに変わりないのに、話してる言葉が日本語じゃなくて、そこではじめて気がつきます。

円安効果もあるかもしれないけれど。

京都もそれなりに観光客の皆さんのために頑張っているのでしょう。

358箇所に公衆無線LAN「KYOTO WiFi」を整備したり。

日本人のみならず外国の方にも大人気の着物レンタル。
着付けまでしてもらって1日¥5000位(約50ドル)で楽しめるようです。

なんだかんだと、努力したはりますよ。

年間宿泊外国人客数は51万5千人ですって。

来年二月にザ・リッツ・カールトン開業するそうです。


残念な事に今回の台風18号で大ダメージを受けた、嵐山。

私も利用した事がある中ノ島あたりの料理旅館さんもえらい事になっていましたが、ニュースなんかで見てると、皆さん必死で、泥かき出してはります。

バイトやボランティアの人たちの協力もあるけれど、画像に写っている人たちの、働きが、半端なく
3倍速の速さで、仕事をこなしているように見られます。

10月再開めどに頑張るって、すんごい意気込みで、びっくりします。

早く綺麗にして、秋の紅葉シーズンに備えなくてはね、その頃にまた行こう!








2013年9月22日日曜日

お大師さん大好き!

毎月21日は、弘法大師さんの命日。

時々、娘を連れ出して、先祖供養をかねて、お大師さんの縁日を楽しんでいます。

大阪に住んでいながら、四天王寺に詣でるようになったのは、つい最近10年位かな?

1400年以上も前に聖徳太子によって建立された古代の建築様式が今に残っていているって、すごい

でしょ。


何でこんな、素敵なとこもっと早ように来なかったんだろうと思うほど、楽しいとこです。

歩いても、20分もかからないと言うのに。

かの地のネズミの国より、楽しいわ!!

それは、私がオババになった証拠かしらん^^

木の薄っぺらい紙のような板に、ご先祖さんの戒名を書いてご祈祷していただき、亀の池に流したり。

重かる地蔵で、願い事を試したり。

いつものルーティーンをこなした後は、縁日でお買い物。

骨董品、着物、食料品、日用雑貨、etc。。

老若男女、国際色豊かな面々が、お店の人たちと、面白トークしながら、お買い物。



娘が買った、イタリア製のこのアンチークバッグ、最初おっちゃんが、千円って言っていたのに、

千円札出したら、五百円おつりくれたのよ、不思議な計算する、おっちゃんです。

今回の買い物は、バッグ、ぞうり、ブーツ、ミガキニシン、洗濯ばさみ、節操のない内容で、それでいて

お徳感満載のお買い物が出来て、満足満足!


2013年9月17日火曜日

我が町内の安宅の関

我が家の玄関を右へ、10メートル行ったところのTの字になったとこに、関所があります。

関所、そうです、源義経が武蔵坊弁慶らとともに 、平泉を目指して通りかかり、うその勧進帳をよんだと言う、能や歌舞伎に出てくる「安宅の関」ほどでもないけれど、私には、そこそこ厳しい関所。

今の安宅の関


相変わらず前置き長いですけれど、そこには、おばちゃん2・3人が、みんなそれぞれ犬種の違う、ちっちゃい犬を連れ、ペチャクチャおしゃべりしてます。

その前を、通らなければ、ならないのです、「いたぁぁあー!」と思って逆方向に行くわけに行かず、通らなければなりません。

朝出かけるときは、「おはよー、何処行くのー?」  「ぅうん、ちょっとそこまで」  「はよ帰っといでやー。。」
帰りも夕方くらいになると、集会してます。そして前を、通ると、「お帰りー、早かったねー。。」って私いつもそんなに遅くないのに。
まるで吉本新喜劇みたいな雰囲気です。

それだけやったらよいのだけれど、着るものまで言います、「まさこちゃん!そんなかっこうして寒ないのん?」「そんなかかとの高い靴はいて、足痛ないのん、私らそんなんよー履かんわー」っていろいろ言ってくれます。

もー、ほっといて欲しいのですが、暇なんです彼女ら、依然ブログにも書いたけど、私の町内みんなご主人亡くした、後家さんばかり、今で言う未亡人 widowです。

みんな元気、ペットを飼って、玄関に、陣地取りみたいに植木鉢一杯置いて、年金暮らしで、仕事もせんと、毎日ご近所さんとおしゃべりしてますのよ。

大体夏に長袖着ようが、冬に半袖着ようが、かかとの高い靴はこうが、低い靴はこうが、私の勝手ですやん。

この前は、「まさこちゃん(私もう還暦とーに、過ぎてますねんけど未だに、こー言います)あんた痩せすぎやで、何でやのん?」「私苦労が、絶えませんねん!」「またまたぁぁぁー、なんの苦労やちゅうのん!」
こんな感じです。

この前、娘が、ウールの半袖ワンピーを秋に着ると、たまに「何で半袖?」みたいな、言われ方する時があるとぼやいていたけど、大体お洒落ちゅうもんは、我慢ですやん。

さぶいぼ(毛の目)、立てて、拷問みたいな履きにくい靴はいて、我慢して女は、お洒落せなー。

楽しようとするから、太るのよ。

歩き方もドサドサ歩きになるんです。

あーあこの町内にも、義経&弁慶見逃してくれた、富樫みたいな関守いててくれたらなー。

久しぶりに、こてこての大阪弁で書いたら、変換がうっとおしくて難儀しましたわ。






2013年9月15日日曜日

退職すると、いろんなことが。。。

実は、私3月一杯で、今まで勤めさせていただいていた会社を退職し、とはいっても少しは、在宅でお手伝いしているのですけれど。
かれこれ半年以上経ちました。

盆も正月もなく、毎日出勤して仕事をこなしていたのが、突然、毎日がゴールデンウィークのようで、
朝起きても、顔を洗うだけで、化粧もする必要がないのです。

家の掃除や、母親の介護をして、好きな料理を思いっきり出来て、ほんまに ストレスフリーな毎日を過ごしてきています。

おかげで体重が3キロ近く増加しびっくりして、少しだけダイエットしたけれど、1キロしか減量できません、やはり運動量が違うのかも。

仕事をやめてしばらくは、のんびり読書や、好きな事ばかりやってましたが。

ところが、しばらくすると、仕事をやめた事を、聞き付けた、知り合いや、友人達から、仕事の注文があったり、息子からは、緊急要請があったりと、ほどほどに、暇をもてあます事もなく、それでいて、忙しすぎる事もなく、なかなかいいバランスで、生活できていけそうです。

友人のお誘いが来たら、シフトを気にする事もなく、ホイホイ会いにいけるし。
おはぎを作ったり、かぼちゃのヴィシソワーズなんかも、作りたいときに作れるって、最高です!

今まで仕事仕事で出来なかった事を、少しずつ出来るようになったし、これからの残り少ない人生に、残り少ないって???        しぶとく生きるのだろうけれどね(笑)

今日、同じように長年勤めた会社を退職なさった方の、ご要望で、ベッドカバーを作りました。

毎日首からぶら下がっていた、ネクタイ。




貯まりに貯まって、すんごい本数になり、捨てるのももったいないし、何とかなりませんかの、問いに、
「何とかしましょう!」って、無責任に答えたものの、どないしようかと悩みに悩み、大量に消費できるものと言う理由だけで、ベッドカバーにリメイクしました。

一本一本思い出のこもったネクタイ、そのネクタイの思い出と一緒に、仕事の事を考えずにゆったりと、お休みしていただきたいものです。



2013年9月8日日曜日

けいとうの花と菊の花


花屋の店先に秋らしく、けいとうの花が売られていたので、早速買い求め、活けてみました。



フワフワ柔らかい感じで、毛糸の様だから、「けいとう」かなっと思っていたら、大きな間違い

で、鶏の鶏冠みたいなので、鶏頭だとか。

ほんまに,この歳になるまで、知らんかったとは、情けない^^

お花といえば、明日は、9月9日、重陽の節句ですわ!

昔、それこそ、ずずっーっと大昔、お花を習っていた頃、9月になると、菊を生けるお稽古を、したも

んです。


お師匠さんから、9日は、重陽の節句だから、床の間に菊の

お流儀を活けるのですよ、と教えられ。

その時初めて、重陽を【ちょうよう】と読むことを知りました。

それがなかったら、勘違い女のわたしは、【じゅうよう】の節句

と読んでいたかもしれません

この節句が、終わると本当に秋っぽくなって来ます。


♪あついあついと思うていても~♪
    
         三月もせぬうち秋(飽き)が来る♪

なーんて、今嵌まっている、夫婦善哉の蝶子と柳吉さんが間借り

してはる、なんちゅう役名か忘れたけど落語家さんで、草刈正雄さ

んが演じてるんですけど。

けどこんな男前の落語家なんて、ミスキャストやちゃいますか?

その、落語家役の草刈さんが、こんな粋な都都逸 唸ってはりました。

草刈さんって、最近CMで、草刈ってますよね!!

相変わらず、あっちぃ飛んだり、こっちぃ飛んだり、取りとめのない、ブログで、すんません。



2013年9月4日水曜日

八尾の風の盆

念願かなって、行って来ました風の盆。

台風がらみの大雨の降る中、「行ったら雨止むやろなー」って、何の保障もないそれでいて、不思

議と当たる確信ののもと、出発。


薄墨を刷毛で描いたような、いやーな、 それでいて、美しい雲と山並みでしょ。

以前、読んだ高橋 治著「風の盆恋歌」や、テレビのサスペンス劇場、友人の聞きかじりなんかで、

行きたい病絶賛発病中でしたのよ。



23時に現地到着。ちゅうのも、すごいでしょ!

しかしやっぱり雨、カッパ着込んで、雨降ったら踊りはなしだそうです(泣)。



雨のせいで、誰も踊っていないし、誰も見物客もいない、どないしましょ!

夜中中踊りがあるので、いつか止むでしょう、とぶらぶら風情のある街中歩いていたら、公民館の

前の屋根つきのところで、踊って見せてくれるというので、しばらくそこで見物。

 

聞いていたとおり、踊りも優雅で品があり、深編み笠からチョイ見えるお顔は、チョー別嬪さ
ん。




そんなんこんなんしているうちに、日付がかわり。そっから待ちに待った、町流しが、始まるのです

がっ!

雨は止んだのだけれど、またすぐ降ると、楽器が濡れるると困るので、皆さん辻辻に

集まっては、思案中。

その間、町の人を捕まえて、情報収集。

皆さん気軽にお話して下さいます。


立春から数えて210日にあたる日が台風の厄日とされてきたことから、風の災害が起こらないこと

を祈る行事だそうです、だから、雨降ってもしかたないんです。

9月1・2・3日は、そんな日なんです、そのややこしい2日に私は、生まれたのだけれど。

産まれたあくる日は、ジェーン台風で、台風連れてこの世に誕生しました。

言い方が相変わらず、大層でしょ!


雨の降らないような日に、よそのお祭りが、ゴールデンウィークや、休日に開催されるように、ここ

のお祭りも、そんな日に変えればよいものの、そうはしないのが、八尾の人たちのええ所なんです。

観光客のためにやってるんではなく、自分達が楽しむお祭りだからですって。

だから、旅館も少なくて、私らみたいな、弾丸ツァーで来る人が多いのです。

何やかやしてるうちに、始まりました。



辻辻から聞こえる、胡弓の音色を頼りに、あちこち

深夜の街を歩き回ります。

住んだはる人達も大変ですわ。

そりゃ他の祭りみたいに、屋台や、うるさい話し声など

は、少ないけれど。

なぜか、皆さん静かなんですよ。

しっとりとした風情なのです。








ながーい坂道を、両脇の雪洞に照らされて、静かーに、踊り

の列は、続きます。

町ごとに、衣装や、構成もまちまちですけど、それも面白い

のです。

町踊りは、23時前の踊りの人たちと違い、アダルトなんで

すよ。

何故かしら、早い時間のひとたちは、25歳未満とか、未婚

とかそんな、線引きが、あるみたいですけど、でも中には、

思い切りお若い人もおられましたよ。

男の人も、女の人も、なぜか、美しいです。

「夜目、遠目、傘の中」 いや、失礼!


粋なんですよ、老若男女とも浴衣の着こなし。

帯と着物のチョイス,そして帯に刺した、煙草入れや、根付も凝っていて素敵。

にわかに浴衣を着た雰囲気と違い、こなれています。



この方は、女性の胡弓の名手の方で若林美智子さん。

マスコミにも取り上げられたかたで、この方も美人です。

この方だけでなく、他の人たちにも容赦なく、フラッシュが焚かれ

ちょっと気の毒になってしまいました。

最低限のルールは、皆さん守って、静かに踊りを楽しんでらっしゃ

るのですが。

あんまりバシャバシャ撮りまくるのもねー。

そうゆう私も、フラッシュ焚いてしまいましたけどすんません。

そこいらじゅう、走り回り、気がつくと3時前、久々に夜遊びして、

疲れた体を、バスに乗せて、帰りました。

勿論爆酔です。

あーあ、楽しかった。