2016年3月19日土曜日

石原慎太郎著「天才」を読んで

あの石原慎太郎さんが、田中角栄を小説にするとは、どんなんかなー。。と思い買ってしまいま

した。

半日もかからず読めましたわ。



石原慎太郎さんは小説家だったんですね!

今更ながら再確認、それほど他での活躍が目立つ人ですもの。

読みやすいです、それにページの上下の余白が広く取ってあり、行間も広くて、あっという間です。

私たちが知っている角栄さんが一人称で語られていて、内容はほとんど知られているのと変わり

ません。

最後のほうに大量の参考文献が、記載されていましたが、それを集めて、ちょこっとしたフィクション

を交えただけと言ったら、おこられるでー!

政治活動のことは、大概リアルタイムで知ってましたけれど、個人としての角栄さんのところが

興味深かった。

特に初恋、娘との関係、そして愛人たちのこと。

石原慎太郎御自身も、愛人の事に関しては、マスコミに叩かれていらしたので、愛人達やそ

の子供に関して、優しい目線で書かれていました。

それにしても良く売れてます6刷ですもん。

やはり今も尚、田中角栄人気は衰えていないのですわ。

こんな時代だからなのかな?

水と油の立場であった石原慎太郎さんが書いたとあって、それも売れる要因だったって、思うのは

相変わらず、私ひねくれもんです。


2016年3月17日木曜日

無料試着会に行ってきました。

友人からの誘いで、って言っても以前から二人で、いっぺん行って見ましょうよと話し合っていたの

ですが、いいタイミングで開催されたので行ってきましたよ。

二人とも意思が弱いので、乗せられると、すぐに買ってしまう傾向にあり、二人なら購入しかけて

も、袖をどちらかが引っ張る役目をするという約束でね!

会場に入ると、沢山のウィッグ(女性はウィッグといい男性はかつらというのはなぜ?)が、お色も黒や茶や、

白や、グレーや。



すぐに担当の方がこられて、試着するコーナーに誘導され、そこには大きな鏡があり、すぐさまお

菓子とお茶が運ばれてきました。

そこで、お互い髪の悩みを聞いてもらい、

早速ウィッグを乗っけてもらいました。

まーびっくり色も髪質もぴったりで、

10歳は若く見えますのよ、

そうねー45歳といわれてもおかしく

ないくらいです。


地肌もリアルで、全くウィッグってわからないのです、

クォリティーの高さにびっくり!

二人の顔が輝きましたわ。

そこからお値段のお話に進みます、オーダー仕上げなので、65万円だそうです。

もっとお安いのがあるのですけれど、いいのをお持ちいただいたみたいで、でもそのくらいの値打

ちはあると思います。

耐用年数は10年とおっしゃったけど、まー5・6年位かな?

普通女性は、特に私たちの年代は、毛染めカット、トリートメントなんかで15,000円位、月に使う

でしょ、すると年間で、180,000円。

まー、3・4年でペイ出来ますしそれに、ほんまに若くなるんですよ。

友人は、かなり心動かされたみたいだけれど、ローンだと総額780,000円となるし古いウィッグを

5,000円で、下取って下さるみたいだけど。

それでも高額ですよねー。

もちょっと他のメーカーさんもリサーチしてから考えましょうということで、その会場を後にしました。

そんなに強引に引き止めたりしなかったし、やさしくて親切ないい対応振りでしたわ。

お土産にバームクーヘンとギフトカードまで頂いて、楽しい体験させてもらいました。






2016年3月12日土曜日

海老で鯛

今回のブログの登場人物。

私、近所のおばあちゃん、そして、あささん!

タイトルも「海老で鯛」なかなかいいでしょ。


先日、バラ寿司(関西ではチラシ寿司のことをバラ寿司といいます)を、こさえたので、近所の一人暮らしのお

ばあちゃんの所へおすそ分けに持って行きましたの。

お家に上がりこんで、お炬燵に入って、みかん食べながら、テレビ見てました。

ちょうど「あさが来た」が放映されていていて、あささんが弟の嫁さんとお話している場面でしたのよ


それを見て、彼女が、「これとよく似た着物持ってるのよ、一度も着てなくて、仕付け糸も付けたま

ま、良かったら着てくれる?」っておっしゃいますのよ。

「そっそんなー、お嫁さんにでも差し上げはったら?そろそろこんな、お色が似合うころでしょ。」

「いいやっ、あの子は私の着物なんか着ないわ、私が死んだら、着物なんかみーんな捨ててしまう

からっ!」

以前から、お嫁さんの愚痴話を聞かされてきたので、妙に納得。

早速和ダンスから引っ張り出してきてくださったわ。


ほんとに良く似ていて、綺麗な絵付けで一部刺繍が施されていて、紋までついてる付け下げ。

紋も私の紋と同じで、少し裄を出さなくてはいけないけれど、もう頭の中では、帯の算段や帯締め

帯揚げのコーディネートまでグルグル回りましたわ。

「いいのですかー、嬉しいわー、どないしましょー、ありがとうございます!」

というわけで、頂いて帰りました。

GIVE&TAKEのバランスの差が、大きすぎますやん。

ほんまにー、びっくりぽんですわ^^





2016年3月10日木曜日

カフェは、お茶飲むだけでは無いのです。

先日、ちょっと年上の人と、ス○バで、お茶していたら、私の後ろのカップルばかり見てるのです。

ちら見したら、若い女の子と外国の若い男性のカップル。



耳ダンボにして聞いてたら、日本語の文法や、カタカナや漢字のお話で、今流行の語学教室です。

その事を、相方に教えると、にわかに険しい目つきになり、「そんな事、こんなカフェで、やったらあ

かんやろー」と不満そう。

「ええのんちゃいますかー、どこのカフェでもやってますよ」と私が言うと。

「営利目的の事業でしょ、ほら今お金渡してたし。。」と大層にいいはりますの。

頭の硬い経営者ならではの言い分です(ゴメン)

かく言う私たちも、仕事の打ち合わせなんですけど、それはいいらしいのです???

最初の生徒さんが帰ったら、今度は又違う女性の外国の方がすぐ座ったわ。

儲かってますやん!!

カフェって、Wi-Fiも繋がるし、気の利いたとこやったらコンセントもあったりして、オフィス街のカフェ

でしたら、そこで仕事したはるし、サラリーマンさんが、今みたいに、マンツーマンで英会話習ったは

ります。

カフェを利用するから、授業料もお安いですよね、一時間で2000円から3000円位て聞いたけど

普通の喫茶店では、あまり見ませんね。

カフェ側も、それをしてもらうために経営が成り立っているのやと思うのですが。

今時の風景ですやん。

それをそのまま言うと、怒られそうなので、「混んでる時は、困りますよねー」なーんて話でごまかし

ましたが。

納得してない様子で、最後までガン見してましたわ。

私って人より耳がいいので、カフェで周りの会話をちょっと聞くのが好きです(悪趣味だ!)

女の子口説く人とか、宗教の勧誘・同僚の愚痴話・保険の勧誘・寝てる人・泣いてる人・etc。。。

カフェは、人間達の縮図やでーーー。











2016年3月7日月曜日

ラッピングカー

知り合いが引っ越したので、その新居に行って来ました。

阪急雲雀が丘まで、電車に乗って。

その電車が又可愛い手塚治さんの漫画のキャラクターたちがラッピングされていて、いい感じ。



最近多いですよね。

フィルムにプリントして、ペタッと車両にはっつけて、いらなくなったら、ビローンと剥がす。

昔なら、いちいちペンキで書かなくてはならなかったのだけれど、消すのも大変だったのに。。


何時ごろかしらーこんなに便利にカラフルになって、乗るのが楽しくなります。

電車を飾るといえば、昔、それも大昔、「花電車」ちゅうのがあって、子供の頃母に連れられて、見

に行きました。

手作り感満載の造花や電飾でデコった市電を皆で見ましたよ、道路には、十重二十重の人だかり

でした。

多分このブログを読んでいただいているほほとんどの方は、見たことも無いことでしょうね。

そうです私は、オババです(涙)

男の人は「花電車」と聞けば、違う方向に心が行ってしまうのでしょう?

これもお若い人はぴんと来ないのでしょうね!

まっいいかっ!

いちいち説明することでもないし。

ラッピング電車の話から、妙なとこへ、ぶっ飛んでしまいましたやん!











2016年3月3日木曜日

堀江貴文「我が闘争」を読んで。

「我が闘争」ってタイトルねー。。

ヒトラーと被って、もう一ひねりほしかったかなー。

40歳やそこいらで自叙伝って、

帯にも書いてあるけど早すぎます。

「ゼロ」は読んでいたので、多少被るところも

ありましたがやはり、面白い。

中学でパソコンに出会い、プログラミングを覚え

高校からもそんなにガリ勉でもなく

田舎がいやでF検定から、東大に入り

大学でもマージャン・パチンコに明け暮れ

でもパソコンには常にかかわっていて。

パソコン関係のバイトで、高収入を得だす

あたりから特に面白かったです。

個人では簡単にメルアドも作れなかったかった時代、ホームページを手作りしなければならなかっ

たそんな時代がほんの最近だったことが再認識されます。

彼が、音楽も聴け、電話も出来、パソコンも出来るそんな便利なツールが出来ればいいなーなんて

思っていたなんて、そんな未来が今現実にやってきてます。

ものすごいスピード感でどんどん読み進めました。

「ゼロ」のときもそうだったけど、執筆者の筆の力か??中には創造もあるのでしょうね!

この本で天下りの公証役場の職員や、役人さん達、ITが理解できていない権力者たちはまだまだ

多いってことが、良くわかります。

「立場をわきまえないと痛い目に遭うよ!」

古い価値観を持つ、権力の陰謀にはまっていくところが特に印象的で、でもそれでも抵抗し続け

妥協しないで刑務所に入るところは、潔いかな。

でも刑務所に入れたおかげで、「ゼロ」やこの本が書けたのですよね。

最後に少しでも被害に遭われた人たちに謝罪があればも一つ良かったと思うのだけど、でも彼は

自分が悪い事したと思っていないのだから無理か。

やっぱり頑固で我侭な人やねー。

人の意見聞きそうにもないし、後半少しは反省する記述もあるのですけど。

最後に人生の闘いいとは、根拠の無い思い込み、習慣、常識、ルールへの抵抗だった。

と書いてはるけれど、どうなんでしょうねー。

今後のホリエモンさんが、楽しみですわ。