2010年4月24日土曜日

壬生狂言



4月も中旬過ぎてるのに、まだまだ寒くてその上雨まで降っている休みの日に、京都に行ってきました。
なぜかいつも休みは、雨です。
壬生狂言を一度鑑賞したくて。
まずは、知人お勧めの、綾小路にあるお料理やさんでランチを頂いて。
ちょっと本通りを外れるだけで、美味しくてお手頃なお値段で頂けるのは、さすがにジモチーの口コミです。感謝!!
そっから壬生寺へ、最初の演目、砲烙割りは、もうすでに始まっていて、雨だから、見に来る人も、少ないだろうとたかをくくっていたら、そんなことはありません、満席です。
砲烙割りは、最後に千枚近い砲烙を一度に気持ちよくドンガラガッチャーンと割る場面があり、ストレス解消になります。
その砲烙は、節分に壬生寺に参拝して素焼きの砲烙を境内で求めて家内の氏名年齢を書いて奉納する風習があって、その砲烙を使うそうです。
奉納者の、厄除けになるみたい。
一回の上演で約1〇〇〇枚以上割るから、九日だと凄い数字になりますよね・・・・・。
一枚おいくらなんでしょ!
なんせすべて無言劇なので、音は、鐘・太鼓・笛だけ、何が何だか、さっぱり解らず、
あわてて解説書を買い求めて、やっと内容を理解できたという、何という泥縄・・・・。
次の演目は、舟弁慶、義経と静御前との哀しい別れや、知盛の亡霊が現れたりと、わかりやすい内容で、楽しめました。
けれど寒かった、隣にいらしたご婦人が、途中顔を真っ青になさって中座しました。
ちょっと大変でしたが、でも後にいた、ヤンキーにいさん(青い目をしたリアルヤンキー)は、半袖のTシャツで驚きましたけど。
七〇〇年もの間受け継がれた、伝統の行事、それをすべて普通の会社員さんとか、自営業さんとかそれも衣裳担当以外は、男性ばかり、だそうです。
そういえば、舟弁慶で、一時間あまり太鼓をたたき続けていたのも、小学生高学年位のボクちゃんでした。
そうやって、みんなで伝統を受け継いでいくのですね、凄いです。



日時: 2010年04月24日 10:16

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