真ん中のところが凹んでしまい、最近は、きゅうりを輪切りにしたり、お葱を小口切りにしたりする
と、繋がってしまうようになりました、万国旗のようにきれいに繋がりますよー。
かんなで削ればよいのは解っているのだけれど、残念ながら我が家にはかんながなく。
仕方なく叔父の家まで、大好物の千鳥饅頭持って、ご機嫌伺いかねて借りに行くことに。
歯の出し方や調節の仕方、削り方などのレクチャーを受け「無理やろな!」という暖かいお言葉ま
で頂きましたのよ。
ふと叔父が着ていた暖かそうなカシミヤセーターを見ると、前のところに虫穴が開いているでは、あ
りませんか。
私、こんなの見ると、見過ごすことが出来ません。
一つ見つかれば、大抵3個はあるもんです、案の定4個ありましたわ。
「ええねん、かめへんねん、このまま着るねん!」
と頑固に言い張る叔父から無理やり脱がして、持って帰ることに。
かんなとセーター持ち帰り早速セーターからお修理。
修理に使う元糸を脇から取り、針に通して穴のところを編みなおしていきます。
30分もすれば完成。
次はまな板です。
これが、なかなか大変、まな板はもともと硬いのでちょっとやそっとでは削れなくて、30分もやって
たら、腕は痛いし汗は出るし、終いには飽きてくるし。
3日ほど奮闘してもこの状態です、真ん中がまだ少し凹んでいるけど、また気が向いたら削ること
にして、今年中に何とかなりそうだわ。
針仕事も楽しいけど、大工仕事も楽しいもんです。
でもねー、心の中にぽっかり明いた穴や、凹んだ気持ちちゅうのは、どないして直したらええもんで
すかいなー、誰か教えてほしいもんですわー。
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