2018年11月14日水曜日

日本最大の、そして最後の遊郭飛田へ行って、百番でお鍋を食らうの巻き。


飛田新地です。

知ったはる人は、知ってるっけど、知らん人は全く判らない、不思議な世界。

2000年に登録有形文化財に登録された、ビミョーに絢爛豪華な建物。

その中にかって、花魁さんが過ごしていた料亭で、お鍋を食べて来ました。

大正時代に建てられ、未だそのまんま残されています。



日光にもこんなのがあったような

折角の壁の画なのに電気のスイッチが残念!


入ってすぐの玄関ですが、昔は花魁さんが鎮座益しましてたのかしら?
壁のめくれを両面テープで貼り付けたくなりました。


昔はもっと色が綺麗やったんと思いますけど、これも味かな?
お客様の待合かな?天女が飛んでます。

太鼓橋です、酔っ払いがひっくり返れへんかと心配。
中のお運びさんたちは6人全員スリランカからの男性留学生達で、ひらがな、カタカナだ

けをお国で学んでから日本へ来て、日本語学校へ通いながら、働いているそうで、日本の

大学に入学するだって。

「大阪気に入りましたか?」の問いに「大変気に入ってます」のお答えで、良かったわ。

私は気にならなかったけど、一緒に行った男性人たちは、「オバチャンでもいいから、女

性がエエのに」やって。(私は若いおにいちゃんのほうがええ)

場所が場所だけに人材確保難しそうですやん。

男性トイレです。

中庭の巨大な石、どないして運ばはったん?
食事の後は、問題の街中を歩きましたけど、ドッキドキ。

小さな料亭がずらりと並んだ店先には、美人さんが笑顔で座っていて、強烈なライトに照

らされて、客引きの強烈なオバチャンが横に座ってますねん。

ホステスさん20才以上って上限無し?


とても、一人では歩けません、まして女一人では、スカウトされるかと(まさか^^)

写真撮ったらあかんと言われ、遠くなってから撮りました。



こんな大きな火の用心と、時計が、

出口にあります。

おっさん二人、帰るところ。







これは、「嘆きの壁」と言われてる、背の高ーいコンクリートの塀。

その昔、花魁さんがあまりの辛さに脱走を図っても、塀が高すぎて上れなくて、嘆いたと

いわれています。

今は上の写真のように階段がついてますけど。

辛くて逃げ出す人まだいたはるのかなー。

ともかく日本一高いデパートハルカスの麓に、こんな世界があるなんて、大阪らしいわ。

飛田新地、大正、昭和、平成、そして次の時代、何時まで存在し続けるのやら。。

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