コロナ過で色んなイベントが中止になる中、山能楽堂で「羽衣」が演じられると聞いて行
って来ました。
入り口で体温チェックして、マスクの上から用意されてたフェイスガードを付けての鑑賞
お席はやはり人数制限で半分です。
羽衣は、松の枝に天女の衣が引っかかり、それを漁師がが見つけ、それを返す返さないの
一悶着の後天女が舞を舞うと言う、ざっとした内容。
相変わらず衣裳が素敵で、天女も華やかだし、漁師の衣裳の色あわせもなんとも言えず
いいのです。
終わりに山本能楽堂の山本章弘氏よりわかりやすーいお話があるのですがそれが何より、
楽しみなんです。
その中でお月さんの話。
これは昨日のお月さんです、友人に頼んで送ってもらったのですが、まるで教科書に出て
くるみたいで、情緒がな一。
お能の「羽衣」ではお月様の宮殿には白い天人が15名黒い天人が15名毎晩勤めてい
て、白い天人が一人宮殿に入ると黒い天人が一人宮殿から出るんです。
白い天人が15人宮殿にいる時が、満月。
そこから白い天人が宮殿から出て行くごとに月が欠けていき、宮殿にいる天人が黒い衣1
5人のときは新月になるんです。
謡に出てくる三五夜中は一五夜の事なんですって。
三日月は白い天人が3人黒い天人12人って事。
そんな仕組みになっているなんて、露とも知らず、♪みかーずきー♪とか、今日は満月だ
ーとか言ってますけど、人間はもう月に行けるんですよねー。
天人たちは困るでしょうねー。
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