2019年4月29日月曜日

関フィルのコンサートに行って、色んなことを考えた。


今日の指揮者は人気の藤岡幸夫さん、だからかも会場の入り口で、「余

ったチケットありませんかー」って、プラカード持った人がいました。

会場内はほぼ満員です。

ま、300回記念演奏会だし。

始まる前に、藤岡幸夫さんと今回世界初演となる交響曲を作曲した

菅野 祐悟さんとのプレトークがありました。

ディーリアスの春を告げるカッコウの後、本日目玉の、宮田 大さんのチ

ェロ演奏。

30歳前半と思われる宮田さんの演奏は、エネルギッシュで、繊細で、

汗をかきながら、素晴らしい演奏。

弦を力強く押さえる長い指が、踊るようで、こんな指で背中のマッサー

ジしてもらったら、気持ちいいのではと、しょうもない事も考えなが

ら、聞き惚れてました。

彼の使用している楽器は、上野製薬より貸与されている、1698年のスト

ラディヴァリウス"シャモニー"って、きっとお高いのでしょうね、当た

り前ですけど。

で、びっくりしたのは上野製薬。

表千家では上野の奥様ったら有名な、数奇者(すきしゃ)です。

好き者ちゃいますよ!

名物道具の収集家。

やっぱり、セレブはちがうわ。

茶道具だけでなく、300年も前の楽器まで、そうやって色んなとこで

文化を支えてはるんです。

ありがたいことです。

その後は、菅野祐悟さん作曲の交響曲。

最初トークにもお出になってましたけど、調べたらまだ41歳。

お若い、ファッションも、今時です。

来阪してから髪の毛カットしに行ってきて、それが1500円やったという

たはりました。

ええ話やん(そこですかっ!)

この頃、周りで活躍なさってる人、皆若いわー。


と思うのは、自分が年取ったせいかもしれないけど。

見ていても嬉しいわー。

景色ええもん。

終了後の観客の皆さんの拍手も心がこもっていて、いいコンサートでし

たわ。


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