以前、「マチネの終わりに」の原作読んで、いたので。
映画化楽しみにしていました。
キャストは、これ以上ないというほど、ピッタリの俳優さんたちで。
主人公の福山さん、石田さんは、二人合わせて信じられないけど100
歳なんですって。
それがまた味わい深い大人のラブストーリーを、うまく演じてらっしゃ
いました。
最近の映画は、アニメ原作が多くて、それはそれで、いいのだけど。
思いっきり高齢者の私にちょい物足りなさを感じていました。
嬉しい気持ち、悲しさ、そして諦め、苦しみ、耐える、恐怖、そして許
し、そんな若い人の恋愛にはない、相手を思うからこその、複雑な感情
をお二人上手に演じてらっしゃいました。
だからこそ、力技で無理やり二人を引き裂く、マネージャーの若さが、
それを演じた桜井ユキさんがよかった。
何度も出てくる「変えられるのは未来だけでなくて、過去も変えられ
る」って言葉。
本を読んだときにはうまく理解できなかってけど、映画を見てなるほど
と感じました。
さすが、平野啓一郎さん。
ちょいと、石田さんのファッションチェック。
白のシャツやブラウス三着ほどデザイン違いでお召になっていたけど、
レフ板効果で顔を綺麗に見せますわ。
もともとお綺麗な人ですけど、コンサートの観客席にいても目立ちま
す。
それからミョーにバッグを目立つように持ってるなーと思ったら、エン
ドロールにFURLAが、やっぱり!
福山さんは、ちょいとふっくらしていて、大人の渋さが出てました。
それはそれでええのです。
まー、今年二番の映画でした。
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