2021年1月5日火曜日

玉三郎さんで初観劇

 


坂東玉三郎様の「初春特別舞踊公演」に行ってきました。

中央の11列のいいお席が取れてラッキー!これもコロナのせいかな?

最初は口上に始まり、そこで打ち掛け拝見などがあり、総刺繍の制作日数

1年半位もかかる見事な打ち掛けの数々を見せてもらい。あまりの豪華さに

目が飛び出るくらい。

次は長唄でもお馴染みの「賤の小田巻」

頼朝の前で静御前が義経を思い舞を舞うあれね。

前半は能衣裳を纏いもちろん謡も、そこでふと足元を見ると、右の足袋のと

ころが左とちょっとビミョウに違うところに気がついて。

後半は静御前の白拍子姿で♫賤や賤ー♪の有名なあれね。

前半後半は舞台中央のせりで入れ替わるという演出でした。

それが終わって、隣の姉に玉三郎さんの足袋なんかおかしいよね。

と言ったら、「玉三郎さんは子供の頃に小児麻痺にかかって右足短いの、だ

から足袋の底にフエルト入れたはるねん」と教えてくれました。

私は右足だけでなく両足短いけど(涙)

後で調べたら、1歳半で小児麻痺にかかりリハビリ兼ねて踊りを始めはった

みたいなんです。

そう考えてみると、玉三郎さんって、歌舞伎役者の出ではないし、そんな足

のハンデもあり、おまけに女形なのに背が高いし。

いろんな困難を乗り越え今の地位まで上り詰めたって、それはそれはすごい

努力の賜物。

今はもう重要無形文化財さんなんですもの。

その次の演目は「傾城雪吉原」傾城って遊女のことです。

雪景色の中恋人を思いながら優雅に舞います。

素足に20センチもあろうかと思われる高下駄を履いて、足の甲にシワひと

つ見せずに(ここまで細かく見れるのは前中央の席を取れたから)

するりするりと足を運べるって、まるでムーンウォークのようで、

足のハンデを微塵も見せないのは、すごいすごすぎる。

そして女より女っぽい仕草。

玉三郎の舞台を見るたびに我が身のガサツさを、反省させられます。

あの方との共通点は歳だけ。

目の正月って良く言いますけど、目にも気持ちにもええ正月でした。



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