2015年6月15日月曜日

超絶刺繍展に行って来たよー。

「神に捧げる技、人に捧げる技」って副題が付いています。

超絶刺繡Ⅱ-神に捧げるわざ、人に捧げるわざ-

一枚の布に色とりどりの色糸で、絵を描くように刺繍をする作業。

世界中でその作業は、行われてきたそうです。

各国の民族衣装に施された、見事な刺繍ばかり、何十年もかけて、選ばれた人だけしか着ること

の出来ない、絢爛豪華な刺繍や、日本古来の着物や帯の刺繍など。

何時間いても見飽きる事のない、展示でした。

でも、一番感動したのは、長崎刺繍。

刺繍作家 嘉勢照太さんの「長崎刺繍の魅力」って言う講演会もあったので、受講する事に。

江戸時代長崎に来た中国人が刺繍の技を広めたそうです。

そしてその素晴らしい刺繍の技は、長崎くんちの傘鉾に彩られているんです。

でも最近は衰退して来ていて、それの再興に尽力なさっておられるのが嘉勢さんです。

河豚や、海老や、海の生き物達を生き生きと、忠実に再現なさって13年の歳月がかかったそうで

すよ。

正しく神に捧げるわざです。

今まで知っていた日本刺繍のように平面でなく、厚みがあってそして、リアルに表現してあって、

糸の方向や、色糸のグラデーションの付けかたが独特です。

京都祇園祭、長刀鉾の刺繍もありましたが、同じ鉾でも土地柄により、こんなにも違う物かと驚かさ

れました。

他にも、オートクチュールのドレスや小物もいっぱいあって、美しくて豪華な物を観る事が出来。

もー、テンション揚げ揚げで、ニ三日過ごせそう。




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