2015年6月11日木曜日
内館牧子さんと氷川きよしさん
週間朝日に連載されていたエッセイをまとめた文庫本「女盛りは意地悪盛り」です。
タイトルに意地悪と言う言葉がありますが、「いじわる婆さん」って言う長谷川町子さんの漫画のよ
うで、痛快で、豪快で、気持ちよく読み進める事ができました。
カバーイラスト素敵もです。
その中で、《氷川きよしの魔力》のところで、彼が言ったんですって。
狭い部屋で父と母に挟まれ、川の字に眠っていた時代を振り返り、こう言った。「(自分は)無敵だと
思ってました」貧しくとも両親の愛情を存分に感じ「自分は無敵」と思っていた少年。
いいなー両親の間で安心して眠れるって。
私も父のお布団で御伽噺を聞きながら眠ったあの安心感が蘇りました。
私も怖いことは何も無い、安心だけ、正しく無敵!
子供の頃はそう感じなかったけれど、あのぬくもりが親の溢れんばかりの愛情やったんですよ。
私の孫も自分のベッドがあるのに、両親のベッドにもぐりこんで寝ていると息子から聞きます。
孫達も無敵だと思っているのでしょう。
でも無敵って言葉、今の子供達は使いませんよねー。
鉄腕アトムの実写版の主題歌を思い出しましたわー
♪僕は無敵だー鉄腕アトム♪良い子のために戦うぞー♪
テレビの前で一緒に歌っていましたのよ 懐かしいなー。(ママが言ってたわー^^)
未だに歌えます。
後のアニメの主題歌は、歌えないのに。
でっ、何が言いたいのかって言うと、実写版の鉄腕アトムを歌えることではなくて、子供は、両親の
愛をたっぷりと存分に感じることが、大事だという事なんですぅー!
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