2015年6月9日火曜日

高島屋別館で与謝野晶子と百選会

今日は友人と日本橋でランチです。

約束の時間より早めに出かけてしまったので (相変わらず千松ですわ^^)

黒門市場を冷やかそうと思ったのですが、ものすんごい人達。

勿論外国の方々、早いうちから、歩きながら、きゅうりを食べたり、天ぷら食べたり、あちこちでお肉

を焼いてもらっていたり。

昔の黒門市場は、何処へ行ったのかしら?

京都の錦もそうでしたけど、皆さん群れを成して歩き食べです。

まっすぐ歩けないくらい、人だらけやし、お行儀悪いなー。。

早々と抜け出し、「そやそや高島屋別館で、なんかやってたわー」

と思い出し、アールデコ調のアーケードを通って、高島屋史料館へ。

髙島屋史料館「与謝野晶子と百選会」


「史料館45周年記念きもの賛歌与謝野晶子と百選会」ちゅうのが開催されてました。
                   
高島屋さんは、元は呉服屋さんで、その呉服の催事の顧問のお一人が与謝野晶子さんだったそう

です。

百選会とは、大正二年に創設された、

ごく限られた文化人のために開催された呉服の会。

その着物に歌を詠んでいたんですって。

ある意味キャッチコピーみたいなもんです。

その当時の、着物を復刻して展示してあり、大正ロマン溢れる

大胆で素敵な図柄に、ひきつけられます。

そして、それに添えられた歌も。

大正時代って短かったけど、その頃の着物の柄は、

とてもモダンで、私は大好きです。




高島屋の冊子にも与謝野晶子さんの文章がありました

>然るにこの百選会なども、贅沢など奢侈だのという

人があるといたしましたならば、その人々は現代の

文化生活を少数の特権階級のおいて独占すべきで

あるという旧事代の思想にとらわれた人々だと私は思います。


って書いておられますが。

私らから見たら、やっぱり特権階級かなー。

隅っこに「百選会小唄」を聴くことが出来るコーナーが。

ノイズいっぱいのレコードの音を聴く事もできました。

このほかにも、他の美術工芸品などもあり、ゆったりとした、ソファーもあり。

なかなか街中にも関わらず、いい空間でした。


高島屋さんの包装紙です。












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