2017年11月5日日曜日

番匠器で南無阿弥陀仏

父のお墓を四天王寺さんに引っ越したので、今まで以上に四天王寺さんへ足が向くように

なりました。

いっても20分ほどで行けますの、境内の伽藍はすっかり秋で綺麗に色付いていま

す。

今はあっちこっちのお堂の耐震工事が行われていて、残念ながら養生してあるので、

見ることの出来ない伽藍もあるのですが。


その中で面白い旗を見っけ!

けったいなーそれこそ、かな釘文字っぽいフォント??で書かれた「南無阿弥陀仏」

なんやろーと思っていたら傍に親切にも立看板があって。


「番匠器名号」というらしいのです。

ここを建立された聖徳太子様は、大工(番匠)技術の始祖なんですっと。

だから金槌や鋸や錐なんかの大工道具で「南無阿弥陀仏」と書いて工事の安全を祈願する

のだそうです。

解りますか?

アップで見ると、そこはかとなく

見えますでしょ、大工道具が

四天王寺さんを建立する時に

大地の産物の命を絶ってしまったから

大工道具で南無阿弥陀仏と書いて

工事の安全を祈願したんですって。

との事柄が看板に書いてありました。

それにしてもこのデザイン素敵です。

デザインって言ってはいけないのかな?

子供の頃から、慣れ親しんできた四天王寺

さん。

どうかすべての工事が事故無く終わりますように、私も祈ります。

こうやって、地震対策してもらって、これから、何十年何百年も先も、みんなの安らぎの

場所でいてくれますよう願いますわ。






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