あの石原慎太郎さんが、田中角栄を小説にするとは、どんなんかなー。。と思い買ってしまいま
した。
半日もかからず読めましたわ。
石原慎太郎さんは小説家だったんですね!
今更ながら再確認、それほど他での活躍が目立つ人ですもの。
読みやすいです、それにページの上下の余白が広く取ってあり、行間も広くて、あっという間です。
私たちが知っている角栄さんが一人称で語られていて、内容はほとんど知られているのと変わり
ません。
最後のほうに大量の参考文献が、記載されていましたが、それを集めて、ちょこっとしたフィクション
を交えただけと言ったら、おこられるでー!
政治活動のことは、大概リアルタイムで知ってましたけれど、個人としての角栄さんのところが
興味深かった。
特に初恋、娘との関係、そして愛人たちのこと。
石原慎太郎御自身も、愛人の事に関しては、マスコミに叩かれていらしたので、愛人達やそ
の子供に関して、優しい目線で書かれていました。
それにしても良く売れてます6刷ですもん。
やはり今も尚、田中角栄人気は衰えていないのですわ。
こんな時代だからなのかな?
水と油の立場であった石原慎太郎さんが書いたとあって、それも売れる要因だったって、思うのは
相変わらず、私ひねくれもんです。
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