2016年9月19日月曜日

お茶事を習いました。

今日は、母校のお茶室で、茶道教師の長澤さんに、お茶事を体験させてもらいました。

汲出しのお湯のみ
初座で、汲出し、懐石、主菓子、御座で濃茶、御干菓子、

薄茶を頂くフルコースです。

寄り付きで、汲出しを頂き、心を静かに整えて、

呼んでくださるのを待つのです。

例によってあの狭いにじり口から、お茶室に入ります。

そして、お軸、お道具を拝見して、お席に着きます。

そこで、懐石です。

残念ながらお台所が使えないのでで本日は、お弁当ですよ。

その他、長澤さん手作りの八寸は鴨や黒枝豆

懐石料理のメインは、煮物碗、それも先生の手作り。

今日は、萩真蒸です。

煮物碗が運ばれると、塗りのお碗の美しさを眺め

そして、蓋を開けると、スダチの香りがして

美味しいお出汁の中にその真蒸があるのです。

魚の身とホタテの生地に小豆と枝豆で、

こぼれ落ちるような萩の花を表しています。

スダチで、露草を表現しているのですって。

蓋付きってワクワクします。

開けた瞬間、目と鼻で、瞬時に季節を感じ、舌でその美味しさを味わえます。

それは、作る人と、食する人の無言の対話です。

心をこめておもてなしをする亭主の気持ちが、しっかり客に受け止められる瞬間です。

なんか、いつもと違う、私のブログ。(ドナイシタン??)


でもそれだけ、手間隙掛けて、作られた

その萩真蒸が、美味しかったんです。

後は、もーええわって感じなんですけど。

そのあと、またまた、主菓子は手作りの栗金団。


















もーええわ、と言いながら目の前に栗金団が現れたとたん、画像撮るのも忘れ、お口の中に入れ

てしまったので、画像お借りしました。


そして中立ちとなって、後座続くのです。

後座は、床の間のお軸をはずして、お花を飾ります。


お花は、宋旦槿、たまさきフジバカマ、節黒仙翁、白山菊、鈴虫花

矢作ススキ、新高不如帰草。

画像小さくてすみません。








後座は、お濃茶を頂いて、そのあと薄茶に続きます。



ぬらして折りたたまれた、茶巾と、

使っった、茶巾を入れる、茶巾落とし。

多分山中塗りかな?

お濃茶を頂いた後、お茶碗んの口元を

濡れ茶巾で、綺麗に拭くのです。

回しのみだから。










お干菓子も、手作りです。

菊の落雁と菊の葉っぱの形の緑色の州浜。

一通り、すべてのお茶事を済ませた後は、

めいめい自分でお茶をたてて、お菓子を頂き

女子会?

いやいや、婦人会。

痺れた足をいたわりながら、ワイワイガヤガヤ。

浮世離れした優雅な空間から瞬時に、あわただしい日常に戻らなければ。

帰って晩御飯せなあきませんの(泣)。

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