2016年4月17日日曜日

高城 剛と考える21世紀、10の転起点




高城 剛氏といえば、沢尻エリカさんの元ご主人としか、記憶に無くて。。

娘に「面白いから読んでみー」といわれ、読み始めたら面白くて、速攻で読みました。

帯には、国や企業の時代が変わり、個人の時代がやってくる!と書いてあります。

10ジャンルの未来予想と生き抜くアイデアが網羅されていて、この歳になって未来を生き抜くなん

ていうのもなんですが、いやいや、まだまだしぶとく生きてしまいそうな私にも参考になりましたわ。

仕事・お金・健康・食・住居・言語と国際感覚・移動・情報と通信・娯楽・国と都市の10項目におい

ての転換点が、項目ごとにわかりやすい言葉で、書かれていました。

世界を飛び回って外側から俯瞰して眺めた日本の国を見てこられたからこその、興味深い意見お

言葉。

先日の悲惨な熊本地震、ここ数年の異常気象、マイナス金利に見られる経済不安、ミサイルを

ぶっ飛ばすお隣の国や、ギリシャ問題などの世界情勢の不透明さ、明日なにが起きてもちっともお

かしくなくなってきてます。

そこで個人としてなにをすべきか、どう対応していくかのアドバイス。

諸外国に比べれば、私達はなんとぬるま湯に漬かって暮らしていたかが再認識されます。


一つの例としては、これからのグローバル社会に向かい韓国は、物価の安いフィリピンに英会話教

室を多数設立し、1ヶ月10万円くらいで若者を留学させます。

24時間英語漬けの生活。

その教育内容は、軍隊方式で7時起床、遅刻三回で退学、朝食前に単語テスト、3食生徒全員で、

終身時間も厳守、周囲は鉄条網というすさまじさ。

2年の徴兵制のあとフィリピンに英語留学しその後、ワーホリかアメリカの大学に進むらしい。

日本での若者にはとても耐えられないでしょう。

ヨーロッパでも同じよにマルタ島に留学地があるみたいです。

やはり英語が働く上には欠くべからずツールなんでしょうね。

10項目それぞれこれから、どのように変わっていくか、世界を回って体験しているからこそ出来る

興味深い予測が網羅されています。

数年で劇的に変化し続けてきた世界の中で、生き続けるためのヒントを若者達へ。

いや退職して又新に違う道を進もうとする、私達にも刺激になる本でした。

あの高城さんの本を紙ベースで読むって、私みたいな高齢者にも気を使って下さって、まーあり

がとうございます。

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