絹繊維は、時間を経るに従い黄変します、それが、30年40年も経つと、とんでもないことになってし
まうのです。
これは、着物の袖、つまり袂の裏の部分ですが、真っ白い裏をつけていたのに、知らない間に黄
色どころか、ベージュ色になり、おまけに点々模様までついてしまいました。
身頃は、見えないからいいけれど、袂の振りは、後から見えてしまいます。
裏の総取替えは、めんどくさいので、お袖だけ取り替えることにしました。
袖裏って、結構目立つもんです、そこに綺麗な長襦袢の色を重ねるのが、ちょっとしたお洒落
ですのよ。
それが結構楽しくって、後姿なんですけどね。
よー考えてみたら、お袖って、色んな言葉に出てきますよね!
袖の下・袖を振る・袖にする・袖を引く、まだまだありそうですけど、袖には魂がこもっていると思わ
れていたたらしいですよー、昔はね!
女性のお袖は、振りを縫い閉じてしまう男性と違い、開けっぴろげになっているんですのよ。
考えてみたら、ちょっとスリリングだと思いませんか?
昔は、下着もつけずに腰巻と肌襦袢の上に着物を着ていたのだから、袖下からも、身八つ口から
でも、裾からでもねぇー。。
あららっ!!私なにが言いたいのかしら?
そのようにして着物を着ると、言われるまでも無く、おしとやかな立ち振る舞いにならざる
を得なくなるのですよ。
でも、風邪引くかも。
今更、どうでもいいことですけどね!
0 件のコメント:
コメントを投稿
「Mのページ」を、最後までお読みいただきありがとうございました。