2015年4月5日日曜日

春の大茶会 大阪美術倶楽部

娘を連れて、鴻池さんお屋敷跡の大阪美術倶楽部で開催される、お茶会に行って来ましたのよ。

連れて行きたくなかったけど、去年作った着物が着たいと言うから、しかたなく連れて行くことに。

娘の動機もどうかと思うのですが、着物と言う物は、前日から、着物や小物まで、準備が大変なの

に、人事みたいに遅くに帰って来るんですよ!

「ちゃんとせなアカンのよ!ちゃーんと!!」といって怒ると、中川家のオカンみたいやって、笑う

し。

ほんま腹立ちます、わが子ながら、今更ですけど。

朝は朝で、自分の顔作って(これが大変なんです!)頭結うて、着物着て、そっから娘の頭して着

物着せて、準備だけで疲れ果て、そっから雨が降ってるので、雨コート出すやら、蛇の目出すや

ら。
体が小さいわりに足が大きい娘

えらい騒ぎで出かけましたの。

一席目は、遠州流、私初体験です。

武家茶道らしく、お手前も男性、お運びも

若いイケメンさんで、中でも身長180以上もありそうな

外国の男性が、立ち働いていらしてびっくりでした。

お手前の所作が、表とは違って、初心者の娘には、

ちょうど良かったかも。

二席目は「立礼」でしたわ、お膝に問題を

抱えてらっしゃる人には、お手前もお客も椅子なので

楽チンかも。
立礼のお手前の席、今更ながら手が大きい。

その後は、お茶室「松筠亭」の見学、

宗旦さんゆかりのお軸や茶道具などを

拝見させてもらいました。

400年以上も前の品物の

由来・エピソードを、丁寧に説明して

下さいますが、

こんな時は、もっと歴史をお勉強しておけば、もっと楽しめたのになー(泣)

それにお軸や箱書きの字が読めなくて、今更ながら、己の無知蒙昧を悔いるばかりトホホ!




それぞれの流派のお道具や、お床のしつらえを拝見でき、その上皆さんの華やかな着物姿を見る

ことが出来て、楽しかったです。


着物と言えば、やたら、美智子皇后陛下の影響かしら、ピンクベージュの色無地が多くて、

昔はヘアバンドや、ショールが、ミッチーブームではやったけれど、今度は、お着物でファッションを

リードして下さってますよねー。

今度着物作るときは、私もピンクベージュにしたくなりましたわ。

帰りは、土山人で、蕎麦食べて帰りましたけど、お茶室で、おなかの虫がキュウキュウ啼くのが聞

こえるかと、ヒィーヤヒヤ!

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