2009年8月15日土曜日

終戦記念日とドイツ館



 今日8月15日は、64回目の終戦記念日です。
去年のブログで、父と一緒に戦火を潜った、お守りを発見したことを書きましたが、だんだん戦争を知る人々や、そのことを語られることも、少なくなり、この日くらい、悲惨な戦争の事をみんなで、話してもよいかも。
それが、私たち年長者の役割の一つだと思うんです、って言っても、戦争知らない世代なんですけど。
 先日、美味しいうどんを食べたくて四国に渡りました。(なんや、堅い話のあとに、うどんの話かい・・・っていわないで下さい)
川のようになった道路を走る大雨の中、ふとドイツ館の看板、「なんでしょ?」と思い訪れました。
 それは、第一次世界大戦中、中国の青島で日本の軍隊とドイツが戦い、敗れたドイツ兵士が、俘虜としてとらえられ、日本各地に送られたのですが、最終的に、坂東にまとめて、収容されたそうです。
 それが、この板東のドイツ館のあるところで、甲子園くらいの広さがあります。
そこには、その俘虜達の暮らしぶりが、とても分かりやすく展示してありました。
 捕虜収容所って聞くとなんか、悲惨なアウシュビッツみたいな、イメージがあったんですが、見てみてびっくり。
1000人位の俘虜の人々の、生活ぶり、オーケストラを結成したり、演劇もあり、スポーツは、テニス、ボーリング、器械体操、etc・・。新聞は発行するわ、切手も作る、通貨もありで、多彩です。
それから、地域の人々との交流も盛んで、文化や、牧畜、野菜栽培、建築もちろん音楽、スポーツなど指導したそうです。
日本で始めて、第9交響曲が、演奏されたのも、ここだったんです。
そしても、驚くのは、3年足らずの間にそれが行われたって事です。
 なによりそのような、夢のような収容所を可能にしたのは、所長である心優しい、松江大佐の力、そして、俘虜達を、「ドイツさん」って言ってフレンドリィーに受け入れた、地元の人々。
元々徳島は、地方から訪れるお遍路さんを、心優しくもてなす県民性も、あるのかも。
リーダーの力ってすごいなーと、思い知らされました。
 近々総選挙の行われるわが国、松江大佐のような、スパーリーダー、現れないかなー。



日時: 2009年08月15日 10:48

2009年8月13日木曜日

テレビの取材です!



 突然、テレビの取材の申し込みがありました。
彩縫館ブログをご覧になって、興味をもたれたそうです。
放映時間が短いので、沢山彩縫館の良いところを、アピールしたかったのですが、
なかなか難しかったです。
ラジオ出演の時は、顔が出なっかたけれど、今回は、顔も店もスタッフたちも、ぜーんぶ、映るのでチョット大変。
番組名は[ぶらンチ]放映時間は、9月3日の10時57分からです、
彩縫館の様子がご覧に慣れます、よかったら、観て下さいね。



   
日時: 2009年08月13日 18:39