2020年10月23日金曜日

秋の夜長に「お腹召しませ」




 本屋さんで、ジャケットカバーの素晴らしさに惚れまして、つい買ってしま

いました。

カバー画は、村上 豊氏

帯には時代の波に翻弄される侍たちの悲哀と書いてあります。

こうゆう買い方もある、浅田次郎さんですもの、外れは有るまい。

何故か言い方も時代劇。

六編からなる短編小説で、浅田次郎さんの祖父から聞かされた本当か嘘かわ

からん話に尾鰭をつけて小説となったとか。

一番最初に大笑いしたのは、作者のおじいさんが、茶筅でお茶を立てた後

その茶筅を、べろりと舐めるってとこで、大笑い。

最初から悲しいやら可笑しいやら、切腹を奥さんにも娘にも快く勧められ、

こんな言い方可笑しいかもしれないけど、本当に「お腹召されませ」と勧め

られます。

お家を守るために。

全編すべてお武家社会の悲喜こもごもを面白おかしく、時々現代社会にタイ

ムスリップしながら、最後はあやふやなままなのだけど、それは読者に任せ

っぱなし。

まるで落語を聞いているみたい。

読みながら泣いたり、笑ったり、忙しいですよー。

幕末から明治初期にかけてのラストサムライたちが、そして女性たちも、

古い慣習に抗いながら生き延びていくエネルギーが感じられます。

いつの時代でもそうなんですけどね。

読了するのに二日もかからないけど、もう一度ゆっくり読みたくなる本。

電車の中で読むのは辞めといたほうが良い種類の本です。






2020年10月16日金曜日

仁和寺へ行ってきました。


京都壬生にある悉皆屋さんの用事を午前中にさっさと片付けて、

午後からフリータイム。

どこに行こうかとまだ決めていなかったけど、バス停に来たバスに適当に

乗って、ついた場所が仁和寺。

京都は何度も訪れましたけど初めてのお寺です。

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        仁王門

とても大きな門構え。

堂々とした構えです。

世界遺産に選ばれただけあって、立派な伽藍。

 

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  長い参道の向こうに中門

 

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五重塔各層の幅に差がない特徴

お天気が良かったので、空が綺麗です。

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  御所の紫宸殿を寛永年間に移築

工事中で残念だけど、これも美しい形でした。

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画像お借りしました


 宸殿から望むお庭も白川砂が敷き詰められて、息を呑むほどの美しさで、

しばらく時を忘れてしまいました。

御殿の回廊を進むと、白書院、黒書院、霊明殿、見るところいっぱいあっ

て、時間がいくらあっても足りないくらい。

奈良とは違う京都の寺らしい王朝の雅という言葉がぴったし。

後で龍安寺にも足を運ぼうと思っていたけれど、今度の楽しみにおいて

おきます。

帰りの京都駅で、初めて大階段を上り、

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駅の大階段とてっぺんから見た景色

お土産はいつもの阿闍梨餅買って帰りました。

一人の気ままなShort tripでした。 

2020年10月13日火曜日

悉皆屋さん

娘時代に着ていた赤紅葉の着物。

あったんですよ、私にも娘時代が。

そのお気に入りの着物が捨てることが出来なくて、派手やし、

汚れもあり、一層のこと、濃い色に染め替えてもらうことに。

解くだけ解いて、京都の悉皆屋文字さんに

お願いに行きました。

普通のお家みたいで探すのん難儀しました

どんな色にするかや、悩みに悩み結局藍色になりました。

寸法も少し変えて、色々アドバイスもらって、納得し

てお願いできました。

赤紅葉のままでしたら、秋しか着ることが出来ませんし。

昔は(また始まった昔話)近所の商店街にもこのようなお店があって、

気軽に染め替えや、寸法直し、しみ抜きなんか、相談できるお店があった

のに、知らん間になくなってしまって。

そういえば、鼻緒の挿げ替えしてくれるお店も無くなったし。

50年も経てばホンマに世の中の様子変わってしまします。

誰がこんなコロナの騒ぎを、予見したことでしょう。

又話横道それてしまいましたわ。

一枚の着物を解いて、バラバラになってるパーツを縫って

(ハヌイといいます)元の一反の反物にして。

洗って、染めて、裏地も新しくして、それから縫って、よく考えたら、

新しい反物買って縫ったほうが、いいように思うのだけど。

けど昔の絹は、お蚕さんが、今と違い栄養たっぷりの桑の葉を食べて

今は農薬のついた葉っぱかもしれんし、そのお蚕さんが糸吐き

出してくれて出来た絹。

海外の絹も入ってきているしね。

素人の私でも触るとぬめりとか、どっしり感とか、微妙に違うような

気がします。

だから、本当に良い絹は今では高くて高くて、手が出ない。

やはり面倒でも洗い張りや染め直しして、着なければ。

年内までに仕上がるようで、お正月に着れるといいなー。

それまで死なれません、コロナになんか、負けられません。

話がめちゃくちゃです、いつものことですけど。


最後にお宝画像を、問題の紅葉の着物です、御年二十歳。

昭和やねー。













2020年10月12日月曜日

四天王寺猫物語

 運動不足解消のために、夕方ウォーキングに行きます。

そのコースの一つの四天王寺さんにも足を運びます。



そこでの楽しみは、石舞台の上の猫に会えること。

最初は三毛猫の[ふじこ]だけで、文字通り一匹舞台だったのですが、


キジトラの、[アチャ]も加わって、

知らん間にもう一匹も増えて今日は三匹の猫に会えました。

[アチャ]は、なんで[アチャ]かといいますと、梵語のアーチャルーヤ

から来ているそうで。

漢字で表すと阿闍梨。さすが四天王寺。

キジトラの[ふじこ]は、[富士子]ではなくて、幼い頃カラスに襲われ、

危ないところを、東光寺のお坊様に助けられ、急死に一生を得たので

不死身の[不死子]

この二匹にはそういうわけで、ものすごい信者さんが多くて、

四天王寺の住職さんが、ヤキモチ焼いて、こんな看板を出しはった

そうな。


そんなほんまか嘘かわからん話を、私があんまり楽しそうに聞くから

一杯話してくれた、おじさんのシャツから覗いた倶利伽羅紋紋は、

私は見逃さなかった。

倶利伽羅紋紋もサンスクリット語みたいですよ。


2020年10月10日土曜日

黒岳・旭岳・銀泉台 日本一早い紅葉狩り4日間の旅

 山ガール?の姉に「北海道へ紅葉狩りに行けへん?」って誘われ、

「大したこと無い、デニムとスニーカーで行けるから」なんて気軽に言う

もんですから、行くことに。

関空の集合場所へ行くと私達年齢位の人たちがばかりで一先ず安心して。

北海道へGoooooo!!

初日は鳥沼公園観光でそのままホテルへ。


二日目は、美瑛の青い池や四季の丘綺麗なとこばかりでいい感じ。



その後ロープーウェイに乗り大雪山旭岳へ、そこからは寒くて、

険しくて景色楽しむより必死で前に進む感じで。

聞いてないよー、ハイキングみたいなもんやって言ってたやんかっ!

              姿見の池

登って下っての繰り返し。

無事お宿について。 

翌日は大雪山黒岳又又、ロープーウェイとリフトで7合目まで行き、

獣道を歩くのです。

上がって降りて、当たり前ですけど。



雨上がりのドロドロ道をヒヤヒヤで降りて来ましたわ。

最後の日は朝から雨で、それでも扇ヶ原の展望台へ、

ついたら雨が上がって、十勝平野は雲海の下。



    さっきまで雨が降っていたので、きれいに写真が撮れない

然別湖で遊覧船に乗って 福原山荘できれいなお庭を見学して、

帰ってきました。


もう赤とんぼがいました。


4日間共雨や曇りで、残念でしたわー、やはり北海道は広いです。

コロナ禍の中でのツアーでしたけど、バスの中は2席で一人で座れ

ましたけど、飛行機はきっちり一つの座席に一人でした。

驚いたのは、ツアーの皆さん高齢者にも関わらず、お元気で、

リタイヤは二名だけで、バス降りるときさえ手すりに頼るのに、

山に登るときや降りるときは、しっかりしてはるのは、

どういうことなんでしょう?

GOTOトラベルで、一人あたり18000円もクーポンもらって、

使い切るのどないしようかと、思いましたけど。

ホテルの酒代と、お土産できっちり使い切れました。

ワインが美味しかったです。

これも税金なんでしょうけれど、一生懸命働いて納税してくれている、

お若い人たちでなくて、私らみたいなリタイヤ組が、こんないい目

させてもらって申し訳ないと、らしくないこと考えてしまいましたわ。