2017年6月28日水曜日

第17回 読売交響楽団 大阪定期演奏会

「ええやん!かんさい」夕刊アンバサダープログラムのご招待で行って来ました。

これを明記しなくてはいけません(笑)招待してくださったのですもの。

フェスティバルホールなんです、ここは、杮落としに行ったきりだから二回目です。

最初はの演目は、いやいや演奏はプログラムに

「熱狂!新星アブドルライモフがプロコフィエフで超絶技巧を披露」って

書いてありましたけど、凄かったです。

どない凄いかって言うと、始まりから終わりまで休むことなく速いスピードで

エキセントリックなピアノ演奏で、指や腕がどないかなるのではと

心配になるほどでした。

目を見張る素晴らしい演奏と、女性指揮者シモーネ・ヤングのダークブロンドの

ロングヘアーが指揮棒を振るたびに綺麗になびくのをうっとりと眺め、

ピアノ奏者の指捌きに目を見張り、どんな曲だったっかあんまり覚えていなくて、

帰宅してから辻井伸行さんのプロコフィエフをもう一度見ました。

ウィーンの心を震わせたという、二年前のウィーンでの素晴らしい演奏。

やはりこの曲はお若い人でないとあきませんね。

辻井さんも当時26歳アブドゥライモフさんも26歳です。

きっと年配になると腕が吊りますって。



次の演奏は「アルプス交響曲」アルプスーって感じでした。

アルプスらしくらしいかどうかわからないけど、打楽器が多く使われ。

カウベル・タムタム・この辺は何とか判るのですが、金属の暖簾のような形をした

不思議な楽器は「サンダーノート」と言って雷の音を出します。

それから「ウィンドマシーン」って大きなドラム缶を横にした楽器で風の音を出します。

商店街のガラガラ抽選器みたいにくるくる回すのです。


この辺は帰って来てから家で調べましたけど、

今回のコンサートで私が一番興味をそそられた所でもあったので^^

打楽器もいろんな種類が

あるもんやなーと、勉強になりましたわ。

たまには、こんな演奏会もいいです、観客の皆さんもマナーが良くて長い演奏中

咳払い一つなく、アンコールの拍手も心がこもっていますの。

そしてフェスティバルホールもやっぱり素敵。

建物は昔のほうが好きでしたけど、内装は今のほうがいいかも、どっちにしても、

音響が優れていて「天から音が降り注ぐ」と称されるだけありますわ。














2017年6月22日木曜日

藤井聡太四段の扇子が大変な事に。

画像お借りいたしました

お茶で使うセンスの良い扇子(つかみはバッチリです!)ないかなーと、ヤフオクで探してい

たら。

ケチでしょ、そんなにお高いものでもないのにねー。

扇子違いで、藤井四段の扇子が挙がっていて、びっくり!

確か、将棋会館で2,000円ちょっと位で販売していたのに、先ほど落札価格見たら、

なんと、19,500円で落札されていて、税込み21,060円それも7月中旬販売予定の注文済

みって書いてありますの。

手元に現物なくってよー、それで2万とは言わないけれどそれに近い儲けがあるって凄い

でしょ!

それってガイドラインに違反してるのとちゃいますのかしらねー。

いずれにしても、いろんなとこで注目集める藤井四段、どこまで勝ち続けるのでしょう

か?

今一番注目集めてる中学生。

なーんかオチがないブログになってしまった、おやすみなさい。




2017年6月11日日曜日

利休と戦国武将ー茶の湯と「こころ」-

表千家同門会主催の、市民講座に行って来ました。

お話を聞いてますと、利休さんて、茶人でもあり、商人でもあり、武芸に優れた七人衆を

弟子に持つほど、ある意味戦国時代のリーダーだったわけで。

安土城築城までは、茶会は、戦→茶会→戦→茶会の繰り返しで、戦いの作戦やその反省の

場でもあったそうです。

そんな利休の話も興味深かったのですけれど、中でも一番食いついて^^しまったのが、

全く利休さんと関係ない赤穂浪士のお話。

赤穂浪士が討ち入りして、吉良の首を泉岳寺に持ち帰るときに、本物だと重いし、

血が滴り落ちるしそれに、奪還されると大変なので、花入れの桂川を、風呂敷に包み槍の

先に差して泉岳寺まで例の行進をしたんだそうです。
桂川花籠

本物の首は違うルートで運んだそうでよー。

知らんかったわー、トリビヤでしょ!

今まで何回となく、テレビや映画で、槍の先っぽに吉良の首入れて風呂敷に血の色が滲ん

でいたけど、嘘やったんです。

その桂川の花入れ籠は、香雪美術館にあって、その花入れの底に槍の幅の切り後を修理

した形跡があるんですって。


それから今日の茶花は、これなんですけど。

花器は籠

お花は、夏椿・升麻・半夏生です。

そして、もう一つのトリビヤです。

普通、花器の下には、薄板といって、

敷物を敷くのですが、籠のときは無しなんです

何でかなー?と常々思っていたのですけど、

利休の七人弟子の中の

古田織部が籠の花入れに薄板使わないのを

利休が気に入り、そっから籠の花入れには、薄板を使わなくて良くなったんですって。

聞いて見なくてはーわからない事って一杯あります、事実は小説より奇なり、

嘘のようで本当の話、ほんまに目から鱗でしたわ。

講師の先生には申し訳ないけど、心に残った内容が「そこかいっ!」と言われそうやわ。