2011年11月29日火曜日

娘が、若い男子を家に連れてきた、それも二回り以上若い。


娘が夜9時過ぎに、突然我が家に、若い男の子を連れてきました、それもシクシク泣いているありさま。
聞けば、マンションの隣部屋のドアの前で、「ママ!ママ!」と言いながら、泣いていたそうで。
ほって置けなくて、家につれて来ました。
話が、ややこしいので、説明しますと、娘は、マンションの3階、そのうら若い男子は、娘の隣の部屋。
私は、一階に住んでます。
仕方なしに家に入れましたけれど、今回で、二度目。
連れて来るのなら、同じ位の年回りの男子を連れてくれないかなー^^
若すぎます、toooooooo young!!
冗談はさておき、たった一人の子供なのに、面倒見れないのかな~
そりゃ、子供は、みんなが地域で育て無くてはいけませんもの、私も協力しますよ、微力ながら。
いろいろ、事情は、あるのかも知れないけれど、ママが帰って来ないと、この寒空の下で、
泣くことしかできない幼い子供がいるって事を、忘れないで欲しいわ。
その子も、泣きすぎ、シクシクシクシク、男の子なのに、しかりせい!!
聞けば空手を習いに行ってると言うのに、なんちゅう弱虫、あかんでしかし!
日時: 2011年11月29日 21:36

2011年11月21日月曜日

個人的読書週間


 百田尚樹の新作「プリズム」に続き、池井戸潤の「空とぶタイヤ」上下一気読み、それはもう面白くて(ワハッハではない面白さ)寝る間も惜しんで読みきりました。
池井戸作品は、以前「銀行狐」を読み、元バンクマンの視点での世間の見方が面白かったけれど、今回も、もちろん銀行が、いっちょ噛みしている作品です。
運送屋さんの社長が、トラックの脱輪事故で加害者になってしまい、車両整備に問題が無いことから、泣き寝入りせず、真相をつきとめる行動に出るお話です。
そんな事件10年位前にありましたよね
自分の社員を信じ、仕事に誇りを持ち、家族を守り、何度も襲う危機を、粘り強く戦い続ける姿に、これこそ男だ!社長だ!夫だ!お父さんだ!かっこいいです。
大財閥企業グループに、真正面から戦い挑み最後は、私が大好きな、ハッピーエンドになる作品。
実際にあった事件だけに、ノンフィクションかしらと思ったけれど、読みすすむ内に、おもしろい展開で、フィクションしてました。
それでも本当にそんなことが現実にあるある、コンプライアンス何のそのって感じで、おりしも某光学機器の会社や、若干タイプが違うけれど某製紙会社の隠ぺい工作、大企業のおごり、企業体質、実際にあるんやね。
そこでその社内でパワーバランスを取りながら、働かなければならない、社員たちのやるせなく切ない気持ち、どっかの大球団の誰かさんみたいに、告発しても、だれのフォローも無い。
かなり、モデルっぽい財閥グループの闇の部分を、リアルに描きすぎて、直木賞候補になっていたのに、取り損ねたのは、何かの力が、影響したのかしらと、穿った考えをしてしまうのは、私だけでは、無いかも。
でも「下町ロケット」で、直木賞獲得なさり、良かった!良かった!
読んだ時期が、今まさに起こってる事柄に、ジャストにはまり、経済オンチの私でも、すんなり読み続けることができました。
次は、東川篤哉の「謎解きは、ディナーのあとで」が待っています。
チョッと若者向けですよー^^
日時: 2011年11月21日 22:49

2011年11月14日月曜日

お宮参りその他


息子の二人目の、息子のお宮参りに、サンダーバードに乗り込みいざ福井に、孫っちに言わせるとサンバーダードですが^^
福井の着くと空は、やはり、どんより、北陸独特の空模様です。
二人目は、生まれたときより、少し男前になってましたわ、上の子は、少し、お兄ちゃんに見えてくるから、不思議。
上の孫は、前の晩に作って持って行った、特大のおはぎを、2個も食べようとするのを、一個半にさせなきゃいけないほどの、大食漢で、無芸大食にならないように、ばあちゃんは、祈るばかり!
今日の主役の二人目の孫は、抱っこしている限り、すやすや、神社に行っても、頭の上で、大きな鈴をシャララーンと鳴らされても、すやすや寝てくれます、大物です。
楽な子やと、思ったら、夜中に泣くらしいです、困ったもんです。
知己"
その日は、ちょうど、福井女子駅伝の日でもあり。
家の前を、ランナー達が、走るのを、旗を振って、応援し、交通規制が、解かれるや否や、永平寺にドライブ。
何年ぶりかの、永平寺は、少しだけ、紅葉で、相変わらず、たくさんの観光客。
それも平均年齢70歳じゃないかと思うくらい、お元気な、高齢者の方々です。

いつ行っても、永平寺は、素敵です、大好きです。
スティーブ ジョブズさんも、大好きで、出家まで考えておられたとか、そんな逸話など久々に、息子とゆっくり話し合う事が出来ました。
大きくて、木立も、大きく、若い修行僧達もきりりとしていて、冷たい空気で身が引き締まります。
ふと、池のところに、以前訪れた時には、いらっしゃらなかった、仏様が、一葉観音様です。
平成11年から、こちらにお出まし、やさしいお顔で、舟にお乗りあそばされて、珍しい観音様。
一葉観音様
そこで、息子達の事を、仏さんにしっかり、頼んできましたよ。
思えば、息子達が住む福井は、幸福度ナンバー1。
私が住む大阪は、47位で、最下位。
保育所や貯蓄額、家の広さ、労働時間、出生率、などなど総合して、順位つけられたと思うのですが、
両方に住んだことのある、私の体験で感じたのは、やはり、福井の人の、我慢強くて、へこたれない県民性。
雪国ならではの、辛抱強さか、そういえば、2位は富山です。
片や大阪は、すぐにお上に楯突く文句言う、安直に生活保護を受けてしまう。
雪も降らないし、そんなに、台風も来ないのに。
【幸せか幸せでないかは、住む人の努力で変えられる】と、調査を行っている研究所所長が、仰っておられますが・・・・。
してる人は、これ以上できないくらい、努力しているけれど、しない人は、全くしないという、両極端なのかもしれない。
【ハングリーであれ!愚かであれ!】ジョブズさんが仰いました。
ただひたすらに、何も考えず目的に向かい、働き生きることが、そんなに難しいことかしらね~
もう少し、何とかならないのでしょうかね、橋下さん!!
日時: 2011年11月14日 21:53

2011年11月3日木曜日

正倉院展[Ⅱ]


院展を終えて、東大寺の前のいつもの店で、奈良漬けを買いに、ぶらぶら!
いつものように、鹿さんもぶらぶら!
本当に、人なつっこくって、鼻を触ったり、耳をつまんでも怒りません。奈良の鹿さんは、神の使いです。
奈良の鹿
我が家の豚猫ボタンよりも、おとなしいです。
でもその鹿さんに、悲しいことがおこりました。
4.5才くらいの女の子が、一頭の鹿さんに、お菓子をあげていたのです、でも最後にビニールの袋ごと上げてしまったのです。
私は、驚いて、鹿のそばに行き「食べたらあかん!食べたらあかん!」と叫んで、口からビニール袋を取ろうとしましたが、上手く取ることが出来ず、上あごと下あごを、引っ張ろうとしたら、仲間の鹿が近づいてきたので、怖くなり、そうこうしているうちに、食べてしまいました。
その騒ぎを横目に、問題の、女の子と、若い母親は、何事もなかったように、その場を離れました。
かわいそうに、そのビニールを食べてしまった鹿の胃の中に死ぬまで、ビニールを入れたままになるのです。
最近の鹿の死体を解剖すると、胃の中にビニールが、いっぱい入っていて、3キロものビニールを入れていた鹿もいたそうです。
ビニールが、胃の中に、あるために、栄養吸収が出来なく、栄養失調で亡くなるのです。
このような事故を防ぐために、奈良公園には、ゴミ箱はありません。
以前カナダを、旅した時、野生動物を守るために、動物にえさをあげない決まりになっていたことや、ゴミ箱は、人間でも開けにくい、からくり箱のようになったゴミ箱やったり。
バンフ国立公園では、交通事故を防ぐために、オーバーパス型の、動物用の横断歩道もありました。
野生の動物が、人間と、仲良くするのは、とても良いことで、観光の目玉にも、なるのですが、信号が、判らなかったり、人間には、良くても、野生動物には、毒にしかならない物を食べさせられたりと、問題は、いっぱいあります。
せめてあの女の子の母親が、帰る道中で、あのおばちゃんが、なんで大騒ぎしてたか、理解出来るように説明してくれたらよいのになーと願わずには、いられません。

日時: 2011年11月03日 09:38

2011年11月2日水曜日

正倉院展[Ⅰ]


11月に入り、秋晴れの休日、ドライブがてらに、奈良の正倉院展へ、行ってきました。
相変わらず入り口は、長蛇の列、見ると平均年齢60~70才。
その中にいる私も,ドストライクなんですけれど。。
正倉院展

今回の目玉は、金銀細荘唐大刀や黄熟香、大刀は、特に会場内にいても、列を作らなければならないほどの、人気、さすが、さらっぴんのような、美しさです。
エイの皮で覆われた、持ち手、金銀で漆塗りの上に施された、繊細な、装飾、その上に、瑪瑙、翡翠で飾られていて、美しいのなんのって。
戦いの道具なんかでは無く、アクセサリーのようです。
黄熟香は、ガラスの中に入っていて匂わないので、外から見ると、ただの木です。
職業柄、最も注目したのは、七条織成樹皮色袈裟、今年の流行色である、茶をベースに、微妙なグラデーションに織られた綴れ織の生地や、茶に染められた、布を、パッチワークにしてあります。
もともと、袈裟は、古布でパッチワークなんですが、とても渋い色合い。
そして、縫いに注目すると、もちろん手縫いなんですが、きっちりとした、ピッチの縫い幅、まるでミシンで仕上げたような出来上がり。
古代の人が、コツコツと、機械を使わず、手作りで仕上げた、最高傑作!
次に驚かされたのが、古文書、中でも事務書類、律令制においては、役所のやりとりは、文書で行われていて、その上、文書が、届いているかどうかも、確認の文書もあります。
不要となった文書は、廃棄になるのですが、当時の人は、それの裏を、メモ用紙にしたり、写経に使ったりして残っていて、重要な資料になっているそうです。
現代も、言ったか言わないかのトラブルを防ぐために、電話ではなく、メールのやりとりが、常識になりつつあります。
確認のために、CCや、BCCで確認し合ったり、文書も、裏が白なら、当たり前のように、メモ用紙にしていますもの、歴史は繰り返されます。
なかなか、興味深く、宝物を、いつ何時持ち出したかの出蔵書などもあり、きっちりしてはります。
そんなこんなで、1200年前の宝物が、綺麗なままで残されて、目の前で見る事が出来る、その上、まだまだ未発表のお宝があるちゅうのが、素晴らしい、感動します、正倉院バンザイです!!
日時: 2011年11月02日 14:23