こちらは、吉兆さんの創始者湯木貞一さん収集の茶道具を主に展示されています。
見るもの見るもの名物茶碗揃い、他のお道具も素晴らしい、当たり前だけど。
個人の美術館らしくこじんまりとしていて、とても見やすくなっています。
なので一時間ちょっとで見て回ることが出来、その後、今まさに船場で開催されている。
各家々のお雛様を見に行くことに。
まずは、歩いて1分ほどのところにある鷹岡家のお雛様。
入ってすぐに桃の花がお出迎え。
お雛様もさることながら、お道具類の素晴らしいこと、タンスや長持ちにまで細かい細工が、
裁縫道具の引き出しには、ちゃんと火熨斗やコテまで入ってます、これは、おばあちゃんとこ
ろで見た事がありました。
これはお台所のミニチュア、本物そっくり、精密に作られています。
鷹岡さんはラシャ屋さん(高級紳士服生地やさん)でお雛様の後ろには、紳士もんの生地が積
まれて居ました。
これをよく保存してはるなーと感心してしまいます。
私なんか、7段飾りは倉庫に入れっぱなしで、姉がこしらえた木目込人形のお内裏様とお雛様
が、チェストの上に鎮座増しましています。
ます、嫁に行きそびれるから。
その後は芝川家のお雛様も見に行きましたけど、写真は取れなかったです。
あちこちでビルの階段に赤い毛氈引いて飾っていたり、ビルの一階のウインドウから見えるよ
うにお雛様を飾ってあったり。
もう船場はお雛様だらけ。
この辺は他県のみんなが思い浮かべる、コテコテの大阪と違い上質な文化と歴史がが息づいて
ます。
3日までです、今年見逃しても毎年っやってますよー。
追記:娘に「よその家のお雛様見に行くんやったら、私のお雛様も出してあげてよ!」って言
うから倉庫にあるお雛様30年ぶりかで出して飾りました。(自分で、出したらええやん!)
場所取るからお内裏様とお雛様そしてお嫁入り道具だけにしましたよー。
長い間ごめんね、狭いところに追いやって。