2024年4月21日日曜日

極楽浄土の庭


 私のウォーキングコースの一つは四天王寺さんです。

家から1キロぐらいで行けます、昨日はいつも気になっていた本坊のそばにある「極楽浄土の

庭」に行ってきました。

境内を歩いていると観光客によく入口まで道案内をするのですが、私自身はまだ行ってなく

て、ふと死ぬまでに行っておかなくてはと、こんな事を思い立つのも歳のせいかしら(泣)


庭園の構造は中国唐時代の僧善導が説いた「二河白道」の説話に基づいているそうです。

庭園に流れる河は、衆生の貪りや執着を表す「氷河」といかりや憎しみを表す「火河」であ

り、その間には衆生の善心と信仰心を表す「白道」が続き蓮池「極楽浄土の池」に行き着

く。


以上パンフの記載されていたのを、そのまんまいただきました。

池の中央にある石が阿弥陀三尊石、右の小さく見えるブルーの建物は八角亭。

窓ガラスに色がついていて、中は周りに座れるようにベンチがあります。

明治36年に天王寺で博覧会があり終了後、四天王寺が譲り受けたそうですよ。



気になったのが、「千人斬り碑」亀さんの上に立っています。

なんでこんな碑が立っているのかわからないけど、、、

松下幸之助さんの寄進されたお茶室(和松庵)もあって。

いろんなものがある「極楽浄土の庭」です。

他に観光客もいなくて、静かで、鷺や烏や雀の囀りを聞きながら、躑躅や、菖蒲も美しく、耳

にも目にほんとに優しくて、ゆ~っくり出来ました。