別に本屋大賞を取ったから読んだわけでなく、仕事の打ち合わせに一時間も早く着いてしま
い、時間つぶしに本屋でウロウロしていたら平場に陳列してあったこの本に出会い、立ち読み
していたら、どんどん読み進み止まらなくなり、思わず購入してしまいました。
帰宅するやいなや、一気読みしてしまいました。
奇天烈な天才少女のお話なんです。
西武大津店の閉店のところが特に好きで、閉店中継のテレビに映り込みたくて、西武のユニホ
ームを来て毎日カメラの前に立つのです、それもKURIYAMA、引きずり込んだ友人には、
YAMAKAWA(?!!)彼は西部にいたのかー。
三越の閉店時にバックヤードで働いていた私には、なんか懐かしくて、その頃のことが思い出
されて、大きなデパートがなくなるという、なんとも言えない寂しさが、わかるわかる。
突然M-1にその友達と、挑戦したり、友達もよく付き合いはるわー。
その時のエントリー番号5082を瞬時に素数因数分解出来てしまう非凡な才能がすごい。
自身は200歳まで生きると豪語し、達成のために与えられたリソースを日々完璧にこなすのです。
髪の毛が3年でどれだけ伸びるかを見るために丸坊主にしてしまうとか。
まー色々やってくれますの。
こんな女の子、普通なら浮いてしまいます、特に今の時代はそんな感じでしょ?
でも周りの目を全く気にしないのです、それもなんだかなーと思うのですが。
出る杭は打たれるというけれど、出過ぎた杭は打たれないって、松下幸之助さんも言ってたけ
ど。
同調圧力なんかクソ喰らえって感じ。
こんな友達がいたらな〜、こんな娘がほしいな~、こんな孫いたら楽しいやろな〜。
大谷翔平君にもそう思ったけどね、いやいや今からでも遅くない、誰になんと言われようと、
私も我道を行くわ、好きなことして突っ走ってやるわ!
※追記 この本で知ったのだけれど、琵琶湖って、河川法上は、水深約104mの一級河川
なんですって