2009年9月16日水曜日

コルテオ



 待ちに待った、コルテオ公演行ってきました。
中之島に出来た、巨大テントの中に入って圧倒されたのが、円形舞台にあるルネッサンスの絵画を見ているような、カーテンが・・・・・。
約¥30000000だそうです。
サーカスなんだけど、今までのサーカスのイメージ、ぶっ飛んでしまいました。
ストーリーがあって、一人のクラウンが、天国に召される前に人生を振り返るべく、様々な事柄がアクター達によって幻想的に繰り広げられます。
人間は、鍛えれば、なんでも出来るのです、そして表現できるのです。
素晴らしいのは、肉体表現だけでなく、衣裳もなんです。
とても期待していましたが、裏切らなかったです。
ターンしたときのスカートの広がり、バック転したときに見えるパニエの心憎いグラデーション、回転すると広がるビーズ達、もーうっとり。。。。
音楽も、ライブなんです、両脇のオープンステージで、メイク・衣裳きっちり決めての演奏、クラッシク・ボレロ・ジプシーエレジーetc・・・。
シンガーも魅力的でそっちを見てると、アクター達を見ることが出来ない、どっちやねん!と、とても贅沢です。
そんなこんなで、天使が迎えにきてくれて、あの世に行ってしまうけれど、【人生は結構素敵だ!】が、言いたいみたいです。
人間の死をテーマにこんなに楽しいパフォーマンスが演じられる。
少し前日本で、同じテーマで、「おくりびと」と言う映画が作られ、賞を取ったりしました。
それはそれで良いことですが、日本とヨーロッパの宗教観の違いを感じました。



日時: 2009年09月16日 19:05

2009年9月2日水曜日

なんでも縫って、リフォーム・リメイク



 毎日、 ミシンでリフォーム・リメイクしている、私達は、時々意外な物まで縫うことがあります。
先日の朝早く、スタッフの一人からの電話で、眠気が覚めました。
内容は「指縫いいました!!」って・・・・・・。
「何でまたそんな朝はようからミシン踏むのん、そして、なんで指まで縫うかなー????」
人指し指貫通です、すぐお医者へ行って、痛さに耐えて、普通に仕事来てくれてますけど。
以前も、違うスタッフが、すくいミシンで、指はさんで、爪まで傷つけてしまい随分痛い思いをしてました。
そういえば、私も幼稚園の頃、母のミシンいたずらして、親指を、縫いました。
やはり糸付いたままの貫通で、大泣きするまで、20秒位かかったそうです。
そのときのミシンの前の風景、未だ手に取るように蘇ります。木の枠のガラス障子、その向こうの庭の木々など、今も鮮明に思い出せます。
痛さは、そんなに思い出さないけど。
冒頭のスタッフ曰く「これで、私も一人前です!!」ですって、なんとポディティブ・シンキング!
日時: 2009年09月02日 22:46