知ったはる人は、知ってるっけど、知らん人は全く判らない、不思議な世界。
2000年に登録有形文化財に登録された、ビミョーに絢爛豪華な建物。
その中にかって、花魁さんが過ごしていた料亭で、お鍋を食べて来ました。
大正時代に建てられ、未だそのまんま残されています。
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日光にもこんなのがあったような |
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折角の壁の画なのに電気のスイッチが残念! |
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入ってすぐの玄関ですが、昔は花魁さんが鎮座益しましてたのかしら? 壁のめくれを両面テープで貼り付けたくなりました。 |
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お客様の待合かな?天女が飛んでます。 |
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太鼓橋です、酔っ払いがひっくり返れへんかと心配。 |
中のお運びさんたちは6人全員スリランカからの男性留学生達で、ひらがな、カタカナだ
けをお国で学んでから日本へ来て、日本語学校へ通いながら、働いているそうで、日本の
大学に入学するだって。
「大阪気に入りましたか?」の問いに「大変気に入ってます」のお答えで、良かったわ。
私は気にならなかったけど、一緒に行った男性人たちは、「オバチャンでもいいから、女
性がエエのに」やって。(私は若いおにいちゃんのほうがええ)
場所が場所だけに人材確保難しそうですやん。
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男性トイレです。 |
小さな料亭がずらりと並んだ店先には、美人さんが笑顔で座っていて、強烈なライトに照
らされて、客引きの強烈なオバチャンが横に座ってますねん。
ホステスさん20才以上って上限無し? |
とても、一人では歩けません、まして女一人では、スカウトされるかと(まさか^^)
写真撮ったらあかんと言われ、遠くなってから撮りました。 |
こんな大きな火の用心と、時計が、
出口にあります。
おっさん二人、帰るところ。
これは、「嘆きの壁」と言われてる、背の高ーいコンクリートの塀。
その昔、花魁さんがあまりの辛さに脱走を図っても、塀が高すぎて上れなくて、嘆いたと
いわれています。
今は上の写真のように階段がついてますけど。
辛くて逃げ出す人まだいたはるのかなー。
ともかく日本一高いデパートハルカスの麓に、こんな世界があるなんて、大阪らしいわ。
飛田新地、大正、昭和、平成、そして次の時代、何時まで存在し続けるのやら。。
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