2019年8月24日土曜日

女性の社会進出と関係あるかな?


「今度、これ作って」って、軽く行ってくれるやんかいサー。

何時もですけど、写真の上の黄色いソファーにのってるワンピースの画

像を見せて、今年の春頃に宣った娘。

夏も終わりに差し掛かってやっと出来ました。

別に構わないけれど、縫うことが嫌いではないけれど、いい加減自分で

縫う気になれんか?

一応、針持ってなにか作ることが出来る程度には、してあるんやから。

って、今頃ぼやいても遅すぎますわ。

よう考えたら、私らの時代と違い、自分で服を作る事にハードルが高く

なって来ているように思われますよね。

安い服は、とことんお安いし。

流行りの服は、ミシン一台で作るのが難しい縫製になっています。

直線ミシン、ロックミシン、ニット専用のカバーミシン。

それらを、揃えると、どんだけの費用がかかるか。

そんなこと考えると、買ったほうがええのやろねー。

昔は、お裁縫は女性が習得しなければならない、必須スキルやったけ

ど、今はもう趣味やね。

カメラ好きや、登山好きが、いろんな道具を買って、楽しむみたいに

洋裁も趣味に成り下がったんやわ。

女は家にいて、お料理したり、子育てしたり、衣服の管理したりの時代

では無くなってきたのやから。

どんどん世の中変わってくー。

2019年8月15日木曜日

お父ちゃんの物は私のもの、私の物は私のもの!(by大屋政子 古いなー)


お盆です。

だからという訳でもないですけど、以前処分せずに置いてあった父の

夏着物を、自分の着物にリフォームしてみました。

40年も前に亡くなった父の着物を大事にとってあったのですが置いと

いてもしょうがないし。

和裁の勉強がてらに縫い直すことに。

けれど男物の着物はおはしょりがないから短いのです。

それを、帯下の見えないところで継ぎ足して。

(横向いて見にくいですけど、12センチほど継ぎました)

で、仕上がったのが、これ!

地味かなー、後十年先のほうがいいかな?

でもその頃にまだ生きているかなー(涙)

ともかく形に出来たので満足しました。

根性なしだから、いくら薄物の着物でも、暑いし着る機会があるかない

かわからないけれど、草葉の影で父も喜んでくれるかも(チーーン)



2019年8月7日水曜日

おいどのポケットに財布入れたらあきません。


男性はバッグを持たない人が多いからか、パンツのポケットに財布を入

れがちですが、それはあかんのです。

ポケットと財布の角の摩擦で穴が空いてしまいます。

今回のお修理は、ポケットを外して穴のところに裏からあて布をして、


ミシンで細かく叩いて修理しましたが、その修理代は結構高く付くん

です。

片方だけに物を入れるので、身体の左右のバランスが崩れて、腰痛

の原因になりますわ、知らんけど(笑)

後ろに財布があると、悪い人に抜かれる心配があります。
  
財布が痛む原因にもなります。

ですから、男性の皆様、なるべくお財布は、、、???

どこに入れましょ!


広島の原爆記念日に「黒い雨」の朗読劇を観ました。

ミンミン・ジャージャーと暑っ苦しい蝉の大合唱を聴きながら、森ノ宮

のピロティーホールへ奈良岡朋子さんの朗読を聴きに行ってきました。

井伏鱒二の「黒い雨」という本は家の本棚には昔からあったのですが、

読まずじまいで、この折にとさらっと前日読んでから望みました。

シンプルな舞台装置に白のブラウスと黒のパンツ姿でこれもまたシンプ

ル。

さっそうと舞台中央にお座りになって。

女性の歳を言うのも憚られますが、89歳とは思えない佇みそして張りの

ある美しいお声。

そして淡々と、そんなに抑揚もなしに、登場人物に合わせて声の変化を

見事につけて語られます。

だからこそ、聞き手の心にストレートに響くのでしょう。

奈良岡さんご自身が15歳で東京大空襲に遭われた実体験もあり、戦争

の恐ろしさや愚かしいことを、戦争体験者自身の義務であり、権利だと

そしてそのことが役者人生の終幕のライフワークであると、他の記事で

読ませていただきました。

車椅子に乗ってでもこの活動を続けていきたいと、その強い心が、朗読

のお声にそのまま反映しているかの様です。

何も罪もない人々が、戦争に何の得があるのか解からないけれど、一部

の権力者のエゴにより、悲惨な目に遭わなければならない。

「黒い雨」に出てくる人々も、善良で優しい人ばかり、なのに原爆で、

一瞬にして、現在も未来もそれどころか過去までも、それこそ真っ黒け

に塗りつぶされたようで、悲しい。

帰りしなに又蝉が煩く鳴き続けていたけれど、鳴かしてあげるよ。

たった1週間しか生きられへんのやもん、74年前の蝉たちは、一瞬に

して死んでしまったのやから、鳴け鳴けもっと鳴きなはれ。

2019年8月5日月曜日

夏着物は命がけ、私根性なしです。


昨日、中之島中央公会堂で、茶道夏期講習会があり、チケットを頂いた

ので、行ってきましたの。

最初は着物で行く気マンマンだったのだけれど。

朝からの暑さで、諦めて服にしました(涙)

会場につくと、やはり着物姿の方はチラホラしかいらっしゃらなくて、

でもそれはそれで、とても尊敬してしまいます。

講演会の内容は、文学博士 筒井紘一氏の「茶の湯と仏教」と17代永楽

善五郎氏の「京焼と我が家」についてのお話。

どちらさんのお話も興味深くて勉強になりましたわ。

歴史を知っていててお稽古するのと知らないのとでは、やはり気持ちが

違いますもの。

って真面目でしょ!

下のカバンは、着物用の夏バッグがなかったので、急遽前日、嫁入りに

持ってきた(私でも、嫁入りしましたっ!)夏帯を解いて、バッグにリ

メイクしましたの。

こんな赤い帯、娘でも締めませんもの。


なかなか良くできていて、服にでも使えそう。

それにしても何時まで、この暑さは続くのでしょうか?