2024年11月6日水曜日

口切りの茶事


 今日のお茶のお稽古は11月に入ったので、炉を開けてそしてその年に摘まれた新茶でお茶を点

てる、お茶の正月。

♬茶壺に追われてトッピンシャン 抜けたーらドンドコしょ♪

の茶壺です。

宇治から将軍様に、出来たお茶を茶壺に入れて行列作って運んだらしい、参勤交代みたいにね

その時の様子を歌った歌なんだけど、色々解釈はあるみたい。

話を戻します。

床の間にその茶壺を飾りみんなで拝見して、その後その茶壺の口、つまり封を切ってそのお茶

を頂くのです。

口切りの茶事ね!

年に一回しか習わないからすぐ忘れてしまいます、毎月やっても忘れるのに。

今年の秋は暑かったので、初めて袷を着ましたわ、本当に異常気象、来年もかしら?

床のお軸は秋らしく、「山呼万歳の声」花はお約束の石蕗(ツワブキ)です。

やったことをブログに書いておかなくては、来年のために忘れないように、書いたことも忘れ

るかもしれないけど(泣)






2024年10月19日土曜日

一三代目市川團十郎 白猿襲名披露 八代目新之助初舞台



2022年から始まり今回大阪の松竹座でフィナーレとなる、襲名披露に行ってきました。

会場に入ってすぐに目に入ったのは、大きな牡丹の花の祝幕


右側にお祝いを送られた企業さんのお名前と、左にはこの絵を書いた作家さんの落款が

福井江太郎さんだそうです。

大きいほうが團十郎さんで、小さくてちょっと左向いてる感じがするのは新之助さんかしらと

勝手に思いました。

深ーい、灰色の牡丹に金が施されて、牡丹の色らしくないのは作家さんの個性かしら?

宇宙を感じてしまうのは私だけ?

二幕からは、ガラリと変わって村上 隆さんのイラスト

村上さんってお花の真ん中に顔のあるイラストで、ヴィトンさんとのコラボで知ってるだけで、

こんなユニークな日本画もお描きになるんですね


歌舞伎一八番の全演目が描かれていて、これはユニクロさんからのお祝いだそうです。

暫・勧進帳・毛抜・象引・外郎売・関羽・位は分かるけど、他はわからない、でも目が色も方

向もみんな違っていてこれだけで、来た甲斐がありそう。

後で美術館に展示されるそうです。

祝幕だけで、十分楽しませてもらったけど、演目も豪華キャストで、楽しませてもらいました。


最後の演目は、まだ11歳の新之助さんがお父さんの團十郎さんと演じた連獅子。

獅子は子を谷底に突き落として這い上がってきた子だけを育てるという言い伝えそのままに、

転がされても、引き離されても懸命についていく子獅子を見てると、彼の幼いながらも色んなこ

とがあった事を思うにつけ、健気に舞う姿に、思わず目頭が熱くなります。

お隣のマダムなんかしっかり泣いたはりました。

ゲームや、サッカーや勉強もしたいだろうに、お稽古よっぽど好きなんだろうなと思わせる、立

派な初舞台でしたわ。



2024年10月4日金曜日

浅草は着物が大流行

 東京へ行ったついでに久しぶりに浅草によりました。

相変わらずの混雑ぶりで、そして着物姿の多いこと、海外の方から、日本のお若い人達まで、

ほとんどというか、すべてレンタルと思える着物。

ヘアセット込で一揃5000円以内で収まるらしいです。


この写真は、ご本人さんの許可を得て、撮らせていただきましたが、一組だけ日本の方であと

は、海外のカップル。

皆さん可愛くて素敵!

着こなしもレースの半衿や、パールの帯締めや、着物警察が見つけたら即逮捕されそう。

京都でも大阪でも海外からの皆さん着物を楽しんでくれていて、おばちゃんは嬉しい。

そう着物は楽しまなければ、私達の娘時代(あったのよ!)は着るか着ないにかかわらず、お

道具として箪笥いっぱい着物を買って持っていったもんです。

箪笥や電化用品みたいにお道具やったんです、それで呉服屋さんは儲かっていたのだけれど、や

はりそれは、変です。

着てこそ着物、持っていても着付けもできない、虫干しもできない、そこで買い取りが流行り、

そしてそれが、今現在、海外の人々に着てもらっているんでしょうね。

ええやんねー。

借りて着て後は染み抜きもおタタミもしなくてもいいし、便利。

海外の人でウエストが、100センチくらいのおばさまがいらしたけど、それでも着物は着

れます、そこが着物のいいところ。

海外の人達に負けないで、日本の女性たちもどんどん着物を着て出かけましょう。

着物を押し売りされそうになる、着付け教室になんか行かずに、YouTube で着付けの動画も

あるし、着物の魅力を再認識してほしいです。

夏場のクソ暑いときの着物なんか、どんなにかお洒落か。

着てる本人は地獄だけど。

日本人に生まれたからには、着こなしましょう。




2024年9月9日月曜日

どうにも気持ちが収まらない、これはおかしい!


 もうかれこれ5日前からこの自転車が放置されたいて、周りの人にい聞いても持ち主が見当た

らなくて、昨日派出所に言いに行ったのです。

そしたら、おまわりさんが見に着てくれて、防犯シールなんか確認して、「〇〇工営所に連絡し

て取りに来てもらって」と言ったのです。

そもそも防犯シールがあるのだから、持ち主が分かるはずなのに、それはしないで、ただ盗難

車じゃないっていう確認だけ。

そして今朝その〇〇工営所に連絡したら、「この道路は、私道だから、取りに行けません」って

言うのよ。

そんなん、私道やからって、ごみ収集や、郵便配達やらで、散々私の道を黙って使い倒しておい

て、こんな時だけ私道やからって、市民が当然受けることができるサービスが、受け取れない

って。

こんな理不尽なことある?

じゃどうすればいいの??

どうすればいいの、「他に方法はありますか?」って聞いたら、「区役所なんかでやってる、

法律相談にでも行って聞いたら?」って言うのよ、あんなの聞いたって、弁護士紹介されて一時

間も満たない相談で5千円払って、それでも解決できないと思うのよ。

粗大ごみに出せって言うけど、それでも幾ばくかのお金を支払わなくてはならないわけで、

なんで私がそんなことせなあきませんの。

税金も払っているのに、少ないけどね!

気持ち収まらないから、区役所に電話しても、予想通り同じ回答。

区役所はそれでも、気持ちに寄り添ってくれて、時間をおいてからまた返事をくれたけど、レス

ポンスがねー、組織の違いかなー。

よく企業さんなんかに電話すると自動で、録音するようにしているけど、役所さんもそんな機

能をつけてほしいわ。

そしたら少しは言葉いに気を使うようになると思うなー。

撤去できない法律に、自転車放置した人に、木で鼻をくくったような対応しかできない人にも

腹がたった。

2024年9月5日木曜日

母の魔除け厄除け




 姉の娘時代の、かれこれ半世紀前の着物を先日虫干ししていたら、裏地がシミだらけで、これ

はなんとかせねばと、裏地取り替えも考えたのだけれど、昨今の地球温暖化に伴い、

単物の着物にすることにしました。

この頃は10月まで暑くて、単衣着物が着たくなるので、菊模様だし、これならあちこちには

びこる着物警察も許してくれそう。

というわけで、9月中までになんとか仕上げましょうと、解きにかかったのだけれど、衽の真

中あたりに、光るものが、な・な・なんと針がー!

姉も一度だけ着たみたいなのだけど、気にならなかったと言う、なんちゅう事。

まるで「大徳寺の忘れノミ」 魔除け厄除けのつもりだったのか、うっかりミスの多い母が単純

に取り忘れか、よくお腹に刺さらなかった事だわ。

その針をじーっと見てると、母が夜に一針一針押して、着物を縫ってる姿が懐かしく思い出さ

れて、解く手が暫くとまりました。

私も夜にならないと仕事がはかどらなくて、似てしまったみたい、針を忘れるのは似ないでほ

しいなー、ちゃっちゃっと仕上げて娘に着させて、どっかに行こう、どこへ行こうかなー!





2024年9月3日火曜日

昨日は誕生日でしたの




この左のスパニッシュモスは、娘からのプレゼント
手入れが楽そうでそうでなさそうで、枯らすと怒られそう
めんどくさいなー


 久しぶりの投稿です、死んだと思われるのも癪だから!

日頃の睡眠不足のせいか、夏バテ気味なのか夕暮れ時になると眠くなります。

いつも通り惰眠を貪っていると、電話がかかってきた。

「ムッ!」となりながら、仕方なく出ると、なんてことのない話が続き、そのツレが最近昔のド

ラマに嵌っているという、毎日2・3本も見るほどドハマリ。

そしてそのヒロインが私に似てるねん、というのです。

わかってる、顔じゃないということは、当たり前やけど物言いとか雰囲気がね。

卓球をするシーンがあって、その動きまで似てるんですって!

なーんか、ジミーにじんわりと嬉しい、きっとこの人は現役のときは仕事ができたんだろうな

と思わせる。

近頃は誕生日ともなればSNSであっちこっちから誕生日メールが来ます。

中には親切に「〇〇歳のお誕生日おめでとう!!」とかいって、しっかり年齢を書いてくださ

る人も、自分の歳もわからんようになったとでも・・・・? 親切な人ねありがたいわ。

かと思えば、「歳が増えて嬉しいわけがないよね」と言ってくれる人も、もー神だわ。

こんなコメント一つ一つに反応するのもやはり歳のせいかしらねー。

私も今までお誕生日メール何気なく送っていたけど、受け取る側の気持ちを、今以上に考えよ

うと思ったわ。

まっ、受け側の鈍感力ちゅうのも必要なんで、そうやってみんなと仲良くやっていきたいと思う

今日この頃、なーんて事のないお話でした。


2024年6月3日月曜日

成瀬は天下を取りに行く


 別に本屋大賞を取ったから読んだわけでなく、仕事の打ち合わせに一時間も早く着いてしま

い、時間つぶしに本屋でウロウロしていたら平場に陳列してあったこの本に出会い、立ち読み

していたら、どんどん読み進み止まらなくなり、思わず購入してしまいました。

帰宅するやいなや、一気読みしてしまいました。

奇天烈な天才少女のお話なんです。

西武大津店の閉店のところが特に好きで、閉店中継のテレビに映り込みたくて、西武のユニホ

ームを来て毎日カメラの前に立つのです、それもKURIYAMA、引きずり込んだ友人には、

YAMAKAWA(?!!)彼は西部にいたのかー。

三越の閉店時にバックヤードで働いていた私には、なんか懐かしくて、その頃のことが思い出

されて、大きなデパートがなくなるという、なんとも言えない寂しさが、わかるわかる。


突然M-1にその友達と、挑戦したり、友達もよく付き合いはるわー。

その時のエントリー番号5082を瞬時に素数因数分解出来てしまう非凡な才能がすごい。

自身は200歳まで生きると豪語し、達成のために与えられたリソースを日々完璧にこなすのです。

髪の毛が3年でどれだけ伸びるかを見るために丸坊主にしてしまうとか。

まー色々やってくれますの。


こんな女の子、普通なら浮いてしまいます、特に今の時代はそんな感じでしょ?

でも周りの目を全く気にしないのです、それもなんだかなーと思うのですが。

出る杭は打たれるというけれど、出過ぎた杭は打たれないって、松下幸之助さんも言ってたけ

ど。

同調圧力なんかクソ喰らえって感じ。

こんな友達がいたらな〜、こんな娘がほしいな~、こんな孫いたら楽しいやろな〜。

大谷翔平君にもそう思ったけどね、いやいや今からでも遅くない、誰になんと言われようと、

私も我道を行くわ、好きなことして突っ走ってやるわ!


※追記  この本で知ったのだけれど、琵琶湖って、河川法上は、水深約104mの一級河川    

     なんですって