2013年7月15日月曜日

京友禅でアロハやカットソー

あんまり暑いので、デパートへ行って涼みましょうと、出かけました。

ちょうど1階で、京友禅でアロハやカットソーの販売イベントをやっていました。
お店の名前は、Pagongで、もともとは染工場さんだそうですよ。

キュートで可愛い 金魚や、お花、おめでたい亀甲柄など、一つ一つに伝統の柄らしく云われもあるんだそうです。
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私達、彩縫館も、お客様のお着物を洋服にリメイクして喜んでいただいております。
絵羽織リメイク・リフォーム

友禅には、手書き友禅と型友禅とがあって、その型って言うのが、とても大切なもので、一つの柄で、20の色があるとすると、20の型を必要とします。

型が命なんです。

西陣織もそうなんです、京都は、戦火を免れていたので、幸いにも、型が、大事に残されています。
以前テレビで見ましたが、大きな倉庫に、山と詰まれた、型が、納められた日付けの新聞に包まれてありました。

でも、時代の流れ、IT革命により、デジタル化が進み、フロッピーディスクに読み込んで型の管理も簡素化されて良かったのですが、フロッピーディスクの生産停止で大変みたい。

友禅染めも呉服屋さんに聞いたことがあるのですが、インクジェットの生産が増えているそうです。

今まで必死に伝統を守ってこられた、職人さんのご苦労を思うと切なくなります。

これからは、気軽に着物や和柄を楽しむ人と、歌舞伎や、能など一部のこだわりのある人たちとの、折りあいを、どう付けていくか、それが問題なんでしょうね。

デパートをひょこっと覗いて、いろんな事を、考えてしまいました。


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