2013年7月7日日曜日

人生相談の今昔



新聞や、ネット上で人生相談コーナーがあると、見てしまいます。

いろんな相談、そして沢山の回答を見ていると、昔と今とちょっと違ってきたように思うのです。

昨夜も、ネット上で相談してきた相談者に20以上の回答がありすべて読んでしまいました。

内容はというと、不倫をしている夫に対する相談なんですけれど。

回答の90パーセントが、弁護士や家庭裁判所にお願いする方法や、慰謝料いくらぐらいもらえるかとか、相手の女性に対する制裁措置やら。

つまりいかに相談者が、不利にならないように離婚できるかその方法でした。
二人ほど、和解に持っていく方法などを、アドバイスしていましたけど。

昔はね、こんなにあっさりと別れ話に持って行かなかったわ。
「お子さんのために、頑張って」とか、「貴方にも反省するところがあるのでは」とかね。

夫婦って山あり谷あり、いろんなことを乗り越えて、絆を強くしてよい家庭を築いていくちゅうのは、古いのでしょうね!
大概のところ我慢するのは、女性のほうですけれど。
昔と今とでは、夫婦のあり方も随分変わりましたものね!

40年くらい前に、融香蘭と言う画家でタレントさんがいらして、ラジオの人生相談で人気があったのね。
まだ若かった私は、なぜか良く聞いたもんです。(昔から人生相談好きです^^)
散々相談者の、話を聞きはるんです、「はい はい」 「なるほどー」 「ほんで~」 とか、そして「よー我慢しはった!」「つらかったね」と、うまく話しを聞き、最後にきめ台詞。
あっさりと「そんなん、あんた わかれなはれ」で終わるのです。

そんな回答なんだけれど、ものすごく人気がありました。
後日談で、香蘭さんは、「わかれなはれ 言うても、実際別れた人は、そんなにいないもんです、悩みを、聞いてくれるだけで、相談者は、少し楽になるんです。」おぼろげな記憶だけど、そんな事を仰っていましたっけ。

相談って、なんやろなー、相談してときには、相談者自身には、回答が出来てるとよく聞きますが。

この私も長い人生のうちに、悩むことがあったけれど、友人や、知り合いに相談したと言うより、話を聞いてもらったもんです。
それだけで、随分助けられました。
結論は、自分で、出しましたが。

冒頭のネットでの相談者も、いろんな回答を見て、結局は自分で判断して、自分で解決しはるんやろけどね。





0 件のコメント:

コメントを投稿

「Mのページ」を、最後までお読みいただきありがとうございました。