これを明記しなくてはいけません(笑)招待してくださったのですもの。
フェスティバルホールなんです、ここは、杮落としに行ったきりだから二回目です。
「熱狂!新星アブドルライモフがプロコフィエフで超絶技巧を披露」って
書いてありましたけど、凄かったです。
どない凄いかって言うと、始まりから終わりまで休むことなく速いスピードで
エキセントリックなピアノ演奏で、指や腕がどないかなるのではと
心配になるほどでした。
目を見張る素晴らしい演奏と、女性指揮者シモーネ・ヤングのダークブロンドの
ロングヘアーが指揮棒を振るたびに綺麗になびくのをうっとりと眺め、
ピアノ奏者の指捌きに目を見張り、どんな曲だったっかあんまり覚えていなくて、
帰宅してから辻井伸行さんのプロコフィエフをもう一度見ました。
ウィーンの心を震わせたという、二年前のウィーンでの素晴らしい演奏。
やはりこの曲はお若い人でないとあきませんね。
辻井さんも当時26歳アブドゥライモフさんも26歳です。
きっと年配になると腕が吊りますって。
次の演奏は「アルプス交響曲」アルプスーって感じでした。
アルプスらしくらしいかどうかわからないけど、打楽器が多く使われ。
カウベル・タムタム・この辺は何とか判るのですが、金属の暖簾のような形をした
不思議な楽器は「サンダーノート」と言って雷の音を出します。
それから「ウィンドマシーン」って大きなドラム缶を横にした楽器で風の音を出します。
商店街のガラガラ抽選器みたいにくるくる回すのです。
この辺は帰って来てから家で調べましたけど、
今回のコンサートで私が一番興味をそそられた所でもあったので^^
打楽器もいろんな種類が
あるもんやなーと、勉強になりましたわ。
たまには、こんな演奏会もいいです、観客の皆さんもマナーが良くて長い演奏中
咳払い一つなく、アンコールの拍手も心がこもっていますの。
そしてフェスティバルホールもやっぱり素敵。
建物は昔のほうが好きでしたけど、内装は今のほうがいいかも、どっちにしても、
音響が優れていて「天から音が降り注ぐ」と称されるだけありますわ。