2019年3月1日金曜日

女王陛下のお気に入り

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原題は、The favourite です。

面白かったです、イギリスの映画って、知らない俳優さん多いし、ライトな感じではなさ

そうなので、どうかな?と思いながら見ましたけど、最後のエンドロールまで堪能しまし

た。

18世紀のイギリスが舞台で、歴史に弱い私は後で調べたのだけれど、戦争ばっかりしてい

た見たい。

主人公のアン女王も実在してらして。

アン女王は、我侭で寂しがり屋で、7人の子供を不幸にも亡くしたと言う経験を持つ気の毒

な女王。

彼女を心身ともに補佐して使えているのが女官長、サラで強い女。

民が苦しんでいるのに戦争を続けようとします。

そこにサラの従姉妹アビゲイルがやってきます、上流階級への返り咲きを狙ってますの

よ。

アビさんは、女中達の嫌がらせにもめげず、あらゆる手練手管で女王の気に入られようと

頑張り、やがて侍女として重用されるまでになるのですが。

その頑張りやえげつない頑張りで。

ここでは、言えません。

秀吉が信長に気に入られようと頑張ったけど、そんなん「へっ!」みたいな。

女性達が主人公の映画なので、気の毒にすべての男性達が滑稽なまでに情けなくて。

監督男性なのに。

内容も面白くてよかったのだけれど、カメラワークとか照明無しの自然光で撮影された画

面がナチュラルで、そしてホンマもんの、お城で撮影されたらしくロケーションも最高。

セットのゴブラン織りのタペストリーや、ゲロを吐くときに使われてしまった壷や、絵画

まるで美術館の中みたい。

音楽もバロック音楽や、たまに現代音楽も、エンドロールの森の中の自然の音も素晴らし

かった。

今年見た映画で一番かな(まだ3月になったばかりだけどww)

My favourite movie でした。

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