職業柄、縫製関係の動画を見ることが多いのですが。
今ハマっているのが新進工房の動画https://youtu.be/7o_LcUI3d8Q
美容系の動画もたまには見ますがね!(笑)
ユニクロの3990円のバッグを、日本人が日本の工場で、革で作ったらど
のような価格になるかっていう、かなり興味をそそられる内容。
生地、金具、工賃などを計算して、ユニクロの原価は、約半分位。
多分そのくらいだと思うけれど。
この商品を日本で日本人の手で、合皮ではなく革で作ると、15231円かかる
らしい。
まっ、生地代が14214円だから仕方ないけれど。
海外で作ると、工賃が177円で、日本で作ると、887円。
えっ!
日本のミシン工賃が887円。
何年前の話?令和元年。
上の表にでもあるけど、ミシン縫製工の工賃だけが1000円以下。
日本の平均賃金を遥かに下回るこの工賃。
あきません、こんな事していては、誰もミシン踏みませんよ。
そして、ミシン踏む人がいないから、なおさら海外頼みになってしまうの
よ。
そして日本の縫製業も海外からの技能実習生という、体の良い使い勝手のい
い人材を雇う。
昔働いていた職場にも、中国からの実習生がいて、しばらく同じ職場で働い
たことがありますが、彼女らはとってもよく働き、技術を習得するのも早
い。
そして何よりお金に関してはシビアだった。
そりゃそうです、お金を稼ぎに、家族と離れ日本に来てるのだから。
今の若い人にそれを望むのは無理ですよねー、その上低賃金。
職人の未来を明るくする、世の中にならないものだろうか。
物作りの日本はどこに行ったやら、、、
ボヤキで締めます。
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