読んでみたいなと思い、Amazonでポチットして、明くる日に届いてその日のうちに読了。
なんと言う速さ、便利な世の中になったもんです
本の題名は「エゴイスト」映画にもなっていますよね。
自分の知らないLGBTの世界を興味本位で覗いてみたくなり読んだところ。
とーんでもないです。
自分を、家族を、大切な人を、大事にしたいと無性に思わされる本でした。
後半は涙がとめどなく流れ続け、電車の中では決して読んではいけません。
単なるBLもんでなく主人公両者のと、そのそれぞれの母親との関係の愛に溢れたお話やなーと
思いました。
私は女だからそんなに、思っていなかったけど、私が薄情だからかもしれないけど、
男の子と母親ってこんなに幾つになっても繋がっているものかしら?
やはり早くに亡くなられると、こんな感情になるんでしょうかねー。
今までエゴイストって、直訳すれば、利己主義、ワガママ、ってなるけれど。
人を愛するってことは自分自身も愛することなんだと作者は言っているのだと思ったわ。
その愛する対象が、男であれ、女であれ、親であったり、他人であったり、そこで自分自身も
救われるってことかなー。
救われるとはちょっと違うか、自分自身も愛せるという方がいいかも。
この年になって、なんてチャラいことを言っているのかしら?
と思うけどたまには、真剣に愛について考えようよ、みんな!!