ちゅうのに行ってきました。
雨が降っているのにもかかわらず、今日の私達のドレスコードは着物!⤵(泣)
ざっと香料の説明の後、いろんな種類のお香の原料をスケールで測りながら混ぜていきま
す。
混ぜるときは空気を含ませるようにオーバーアクションで。
混ぜ方でコロッと香りが変わるらしい。
この日は基本と自分好みの香りと二種類調合させてもらいました。
出来上がり
出来上がっても時間が経つにつれ、香りが変化していくみたいですよ、楽しみ。
教えていただく間、森川さんから、お香の歴史や、香木、の成り立ち、それぞれの原料、
産地、主に東南アジアなんだけど、etc.
とても勉強になります。
日本にはインド中国を経て仏教と共に伝わったみたい。
595年に。大きな沈水木が淡路島に漂着して、かまどに燃やしたら、いい匂いがしたので、
聖徳太子さんに献上したらしいのですって。その日が来る4月18日。
奈良時代には練り香として貴族たちが、着物や衣類に焚き染めていたらしいけど。
練り香は、茶道の炉の中に今でも入れます。
あんな大層な着物しょっちゅう、お洗濯できないから、香りをつけないとね。
鎌倉時代になって香道が誕生し、江戸の時代になってから武士町人にまでその文化が広まっ
たみたい。
茶道、お花、香道も文化として確立して行ったのですけど、今はなかなかねー。
今回は、匂い袋つくりも勿論だけど、歴史やどないして香りができたんだとか、戦争や地球
環境の変化で、香木の採取がむつかしくなったとか、教えてもらい、いろいろ考えさせられ
ましたわ。
以前にもこのような講習に行ったけど、作り方や、香料もちょっと違う物だったのですが、
今回は、本物の香料で一つ一つ香りを確認しながら、混ぜることが出来、オリジナルな香り
も作れて、よかったー。
匂い袋二個出来て、勉強出来て、コスパ最高でした。