2023年4月16日日曜日

芳月苑で匂い袋作り


ちょい若い??友人のお誘いで、下寺町にある芳月苑での「匂い袋つくり体 

ちゅうのに行ってきました。

雨が降っているのにもかかわらず、今日の私達のドレスコードは着物!⤵(泣)

ざっと香料の説明の後、いろんな種類のお香の原料をスケールで測りながら混ぜていきま

す。


混ぜるときは空気を含ませるようにオーバーアクションで。

混ぜ方でコロッと香りが変わるらしい。

この日は基本と自分好みの香りと二種類調合させてもらいました。

出来上がり

出来上がっても時間が経つにつれ、香りが変化していくみたいですよ、楽しみ。


教えていただく間、森川さんから、お香の歴史や、香木、の成り立ち、それぞれの原料、

産地、主に東南アジアなんだけど、etc.

とても勉強になります。

日本にはインド中国を経て仏教と共に伝わったみたい。

595年に。大きな沈水木が淡路島に漂着して、かまどに燃やしたら、いい匂いがしたので、

聖徳太子さんに献上したらしいのですって。その日が来る4月18日。




奈良時代には練り香として貴族たちが、着物や衣類に焚き染めていたらしいけど。

練り香は、茶道の炉の中に今でも入れます。

あんな大層な着物しょっちゅう、お洗濯できないから、香りをつけないとね。

鎌倉時代になって香道が誕生し、江戸の時代になってから武士町人にまでその文化が広まっ

たみたい。

茶道、お花、香道も文化として確立して行ったのですけど、今はなかなかねー。

今回は、匂い袋つくりも勿論だけど、歴史やどないして香りができたんだとか、戦争や地球

環境の変化で、香木の採取がむつかしくなったとか、教えてもらい、いろいろ考えさせられ

ましたわ。


以前にもこのような講習に行ったけど、作り方や、香料もちょっと違う物だったのですが、

今回は、本物の香料で一つ一つ香りを確認しながら、混ぜることが出来、オリジナルな香り

も作れて、よかったー。

匂い袋二個出来て、勉強出来て、コスパ最高でした。







 

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