連れて行きたくなかったけど、去年作った着物が着たいと言うから、しかたなく連れて行くことに。
娘の動機もどうかと思うのですが、着物と言う物は、前日から、着物や小物まで、準備が大変なの
に、人事みたいに遅くに帰って来るんですよ!
「ちゃんとせなアカンのよ!ちゃーんと!!」といって怒ると、中川家のオカンみたいやって、笑う
し。
ほんま腹立ちます、わが子ながら、今更ですけど。
朝は朝で、自分の顔作って(これが大変なんです!)頭結うて、着物着て、そっから娘の頭して着
物着せて、準備だけで疲れ果て、そっから雨が降ってるので、雨コート出すやら、蛇の目出すや
ら。
体が小さいわりに足が大きい娘 |
えらい騒ぎで出かけましたの。
一席目は、遠州流、私初体験です。
武家茶道らしく、お手前も男性、お運びも
若いイケメンさんで、中でも身長180以上もありそうな
外国の男性が、立ち働いていらしてびっくりでした。
お手前の所作が、表とは違って、初心者の娘には、
ちょうど良かったかも。
二席目は「立礼」でしたわ、お膝に問題を
抱えてらっしゃる人には、お手前もお客も椅子なので
楽チンかも。
立礼のお手前の席、今更ながら手が大きい。 |
その後は、お茶室「松筠亭」の見学、
宗旦さんゆかりのお軸や茶道具などを
拝見させてもらいました。
400年以上も前の品物の
由来・エピソードを、丁寧に説明して
下さいますが、
こんな時は、もっと歴史をお勉強しておけば、もっと楽しめたのになー(泣)
それにお軸や箱書きの字が読めなくて、今更ながら、己の無知蒙昧を悔いるばかりトホホ!
それぞれの流派のお道具や、お床のしつらえを拝見でき、その上皆さんの華やかな着物姿を見る
ことが出来て、楽しかったです。
着物と言えば、やたら、美智子皇后陛下の影響かしら、ピンクベージュの色無地が多くて、
昔はヘアバンドや、ショールが、ミッチーブームではやったけれど、今度は、お着物でファッションを
リードして下さってますよねー。
今度着物作るときは、私もピンクベージュにしたくなりましたわ。
帰りは、土山人で、蕎麦食べて帰りましたけど、お茶室で、おなかの虫がキュウキュウ啼くのが聞
こえるかと、ヒィーヤヒヤ!
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