約束の時間より早めに出かけてしまったので (相変わらず千松ですわ^^)
黒門市場を冷やかそうと思ったのですが、ものすんごい人達。
勿論外国の方々、早いうちから、歩きながら、きゅうりを食べたり、天ぷら食べたり、あちこちでお肉
を焼いてもらっていたり。
昔の黒門市場は、何処へ行ったのかしら?
京都の錦もそうでしたけど、皆さん群れを成して歩き食べです。
まっすぐ歩けないくらい、人だらけやし、お行儀悪いなー。。
早々と抜け出し、「そやそや高島屋別館で、なんかやってたわー」
と思い出し、アールデコ調のアーケードを通って、高島屋史料館へ。
「史料館45周年記念きもの賛歌与謝野晶子と百選会」ちゅうのが開催されてました。
高島屋さんは、元は呉服屋さんで、その呉服の催事の顧問のお一人が与謝野晶子さんだったそう

百選会とは、大正二年に創設された、
ごく限られた文化人のために開催された呉服の会。
その着物に歌を詠んでいたんですって。
ある意味キャッチコピーみたいなもんです。
その当時の、着物を復刻して展示してあり、大正ロマン溢れる
大胆で素敵な図柄に、ひきつけられます。
そして、それに添えられた歌も。
大正時代って短かったけど、その頃の着物の柄は、
とてもモダンで、私は大好きです。
高島屋の冊子にも与謝野晶子さんの文章がありました
>然るにこの百選会なども、贅沢など奢侈だのという
人があるといたしましたならば、その人々は現代の
文化生活を少数の特権階級のおいて独占すべきで
あるという旧事代の思想にとらわれた人々だと私は思います。
って書いておられますが。
私らから見たら、やっぱり特権階級かなー。
隅っこに「百選会小唄」を聴くことが出来るコーナーが。
ノイズいっぱいのレコードの音を聴く事もできました。
このほかにも、他の美術工芸品などもあり、ゆったりとした、ソファーもあり。
なかなか街中にも関わらず、いい空間でした。
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高島屋さんの包装紙です。 |
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