2016年4月14日木曜日
インドシルクで、オーダースーツ
久しぶりにオーダーのお客様です。
インドシルクの生地があり、長くお蔵入りしていたのですが、おいて置いても「もったいない!」ので
ということでした。
いいですねー。「もったいない!」少し前によその国の人が、流行らせてくれましたが、最近とんと
聞かなくなった死語に近い言葉ですやん。
インドシルクは、日本のシルクと違い、きっちり育てたお蚕さんと違い、ほったらかしで屋根の上で
育てられた、野生の蚕さんだそうです。
生地になったときも、荒くて、織りも均一でなく、洗うほどに風合いが出るというわけで、日本のシル
クとは、扱いがちょっと違います。
それでも素晴らしい織りなので、良いものが出来そうです。
とてもお洒落な、ご高齢のダムで、生地の方向や、柄のもって行きかたや。細かい寸法までご指示
くださるので、こちらとしては、とてもやりやすいです。
あまり生地の用尺が無いのでカツカツで、スカートと小さいトップスに仕上げました。
4月13日に仮縫いして、そこで「同窓会に着たいから、15日に仕上げてくれはる?」
「なにぃぃーー?15日?」「ワガリマジダーーー」断れない性格の優しい私。。
なんやかや言いながら仕上がりました。
これ着て、同窓会に出てみんなの視線を浴びるのよ、女性達には羨ましがられ、男性達には見
直されて、きっとあなたは、その日の主役になりますわ。
同窓会では、50年の歳月が、一瞬の間にタイムスリップしますのよ、頑張っていってらっしゃーい。
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