2018年4月27日金曜日

太陽の塔内部見学に行って来ました。

2月頭に予約して、今月やっとこさ行くことが出来ました。

なにやらドタキャンする不届き物が多いと新聞なんかで、書かれていましたが、

私達はそんなことしません。

真面目なのか、単に暇人なのか^^、きっちり予約した人数参加しました。

太陽の塔は、皆さんご存知1970年万博のときに岡本太郎さんが

「人類の進歩と調和」のシンボルとして立てられたそうです。

その時成人式を迎えた私は、そんなこと全く知らずに、そういえば成人式の講演会に

「岡本太郎さんがお話に来てくださったなー、そう言うことかー」てな感じで。

他のメンバーは、高校生だったので遠足で来てたらしいですよー。


(この画像は公式ホームページよりお借りいたしました)

相変わらず長ーい前置きはこの辺で、まず中に入ったら、極彩色にペイントされて、

壁は赤い波のような、でこぼこです。

そこに不思議な空間に樹のようなものに、原生生物や爬虫類、恐竜、ゴジラなどが

配置されていて。

説明してくださるお姉さんの話では、その生物が、驚く事に動いていたらしいのです。

見ただけでも大概摩訶不思議なのに、この生物達が動いているなんて、

面白すぎます。

岡本太郎さん凄いです。

階段を進むにつれ、ゴジラの頭が壊れて内部がむき出しになっていて、

これは補修せずにわざとにおいてあるらしいです。

一緒に行った電気屋さんがこれは「油圧モーターやねー」って言ってましたわ。

中央くらいまで来ると両手のところに来て、左手は何処まで行くのやらと思わせる

ブルーに彩られた階段。

左手は、昔はエスカレーターがあったそうなんだけど、軽量化のために

とっぱらってしまったそうです。

今はこの辺までしか上がれませんでしたけど、上までいけるようにして欲しいなー。。

万博のときに太陽の塔の顔によじ登った男は、どのようなルートで顔まで行ったのか、

案内のお姉さんに聞いても、教えてくれませんでした。

多分そんな48年前のことなんて、生まれるずーっとま前ですやん、

さっぱり知らないのでしょうね。

岡本太郎さんの芸術性も素晴らしいけれど、建築CADもなく、大型クレーンも無い、

大昔にこんな建築物を作った人達って、も一つ凄いとつくづく思いましたわ。




2018年4月21日土曜日

60の手習いその2

今年は、着物にチャレンジちゅうことで、第二作目。

一作目は、寸法間違いで、着物にならず、塵除けコートに化けましたが。

今回は、着物っぽく出来上がりました。

この反物は、男物のアンサンブル着物の生地一匹を半分お客様洋服のコートに仕上げ、残

りを、頂いたものです。

深い緑の紬が素敵でしょ。

洋服作りの人間なのでどうしても、直線はミシンに頼ってしまい、和裁のベテランさんに

は、突っ込まれそうですが、「自分で着る分にはええやん!」と開き直ろうと思っていま

す。

この年になって、新しい事に挑戦するって、なんかワクワクします。

次ぎは何作ろうかなー^^

2018年4月14日土曜日

おらおらでひとりでいぐも

娘に勧められて、読みました。

芥川賞受賞作で、作家さんが年齢が近いということもあり、気にはなっていたのです。

買って読むほどでもかなーと思っていたら、勝手に買って(駄洒落のつもりは無いのですが^^)

自分は読まずに「お母さんこれ読んだら?」ってなんやろねー。


東北出身の70過ぎのお一人様暮らしの女性が、老いて行く不安や寂しさなどを抱えなが

ら、惚れぬいたご主人の思い出や、離れて暮らす娘や息子の事など、独特の文体で書か

れています。(大好きだった、と書かずに惚れぬいたと書いてはる)

私もそのようなことがあるのですが、頭の中がぐちゃぐちゃと煩わしく思考が溢れてしま

うときがあり、それを彼女は、柔毛突起物と表現して。

それを楽しみながら、巧く描かれていて。

独居老人が主人公だと、面白みの無い話になりそうなのだけど、濁点の多いリズミカルな

表現で、それでいて、ありふれた言葉ではなく作者独特の言葉で、表現されていて、老人

のリアルが、「ほんまほんま、そやそや」とうなずく所が一杯。

一番気に入った件は、「娘が老けてくところを見るのは自分が老けるより辛い」ほんまや

わー。。

地方の言葉って、沖縄に行ったときもそう思ったけれど、標準語では言い表せない、深い

趣があって、それを逆手に取ったと言ったら叱られるけど、音読するとジャスの様。

主人公はいつも46億年ノートを大事に持ち歩きます。

太陽系が出来てから地球の歴史を書いてるノートを持つってどんなお婆ちゃんなん。

やはり只者ではない、「おらどは、途上の人」と言い切る主人公の強さ、身体が弱ってき

ても一人で力強く、死に向かって行くのやろなー。

娘が私に読ませた下心見たりってとこかな!

2018年4月10日火曜日

新聞小説に嵌りそして新聞について考えた。

久しぶりの投稿です。

最近新聞小説に嵌ってまして、毎朝それが楽しみで真っ先に新聞を取りに行って、読んで

ます。

橋本 治氏の「黄金夜界」

ご存知、金色夜叉のリメイクみたいな。。

そう、元は♪熱海の海岸散歩するー♪♪って、歌まであるかの尾崎紅葉さんの作品です。

これも同じ新聞社の連載小説だったそうです。



原作は、作者が未完のままお亡くなりになったので、最後は、どないなるのか楽しみでね

ー。

内容は、現代風になっていて、ダイヤモンドに目がくらみのダイヤは今風にハリーウィス

トン、そう北川景子さんの婚約指輪と同じ2カラット。

上手に現代風にリメイクしていて、面白いのです。

ですので先月沖縄に旅行したときも、ホテルでも、その新聞小説を読みたくて。

でも三軒ホテルに宿泊したのでけれど、どのホテルにも置いていなくて、そこそこのお星

さんが三つ付いてるホテルなのによ!

どのホテルも地元の「沖縄タイムズ」か「琉球新報」あっ「日経」もありましたっけ。

これってどうなんでしょう、インターネットが普及して、新聞読む人も少なくなったとは

言え、地元の新聞社だけって、怖いなーと感じました。偏向報道や世論操作にならんのや

ろかー。

私、別に右でも左でもないけれど、なんか違和感感じました。

観光中の地元のバスガイドさんのお話を聞いていても、

本州のことは「あちらでは」とか仰るし、基地の側にを通るときは、いかに基地内の人々

が、家賃、光熱費などが只とか、自動車税がびっくりするほど、安いとか、遠まわしに批

判的な物言いで終始します。

実際そうなんだけれど、やはり偏ってるなー感が否めなかった。

全国紙を読もうとするには、距離もあるので、ニュースにならないのかもしれないのだけ

れど。

「金色夜叉」のリメイク版が読めない沖縄の人々が、残念ですやん。(そこかいっ!!)