2018年5月2日水曜日
久しぶりにお芝居観て来ました。
「雲の向こう、約束の場所」と言う舞台です。
津軽海峡で、北と南に分断されてしまった日本で、それにより引き裂かれた人々と、
そして蝦夷(北海道)にそびえてる謎の高く白い塔。
それが謎ですの、まるで、この前見て来た「太陽の塔」みたい。
その塔に二人の少年と少女が、手作り飛行機で飛んでいきましょうと、約束するのです。
ザクッとですが、そんなお話ですが、そこに行くまで、三人の恋や、その少女が長い間眠
ってしまう病気に罹るとか、二人の少年が大きくなって別々の道を歩んでしまうとか、
色々あって、最後には約束の塔に飛んでいくという、ダーッと説明すると、乙女チックな
SFファンタジーっぽいですけど、でも深いお話でしたよ。
今まさに韓国と北朝鮮が仲良くなろうとしている(なるかどうか知りませんけどww)このタイミ
ングでねー。
それに北海道がユニオンという共産圏の国の支配下に置かれてしまうことも、あながち無
い話でもなさそうな気がして。
知ってる役者さんは二人しかいたはれへんかったけど、私だけかもしれないけど。。
皆さんの演技も確かなもんでした。
その素晴らしい演技のほかにも、舞台装置や照明の技術が大きな仕事してはりました。
Rにカットされたカーテンのようなボードを巧く瞬時に移動し、プロジェクトマッピングと
あいまって、舞台を変化させたり。
なんせ、スピーディーにチャッチャと事が運ぶので、寝てる暇が無い。
寝たらアカンのですが、お芝居観にいくと、何度か寝てしまうときがあるのですが、今回
は、寝る間が無かったのです。
照明を客席に当てる事により暗転を作り場面の早代わりしたり。最後にはスモークと照明
で光の筋を綺麗に描いてみたり。
そのスモークは客席の10列目位までガスってましたわ。
お能や歌舞伎もええけど、こんなお若い人たちが観に来るお芝居もええもんですねー。
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