絞りの羽織からのリメイク。
元の姿は、襟が外れていて襟は、お客様がお孫さんの為に、帯にリメイクさ
れたそうです。
その襟なしの羽織で、気軽な羽織ものに。
片袖を、外しそれを襟にして、袖の長さを半分にして両袖にしました
絹織物って、羽尺で、お蚕さんの繭が、2万個以上必要なんです。
その絹織物に絞り加工がまた大変。
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この細かいブツブツを1個1個糸で絞るのです |
羽織で12万回絞ります。
勿論手仕事。
そんな手間暇かけた赤い絞りの羽織には、物凄いパワーがあるはず。
今年の秋冬は、これ一着で暖かく、エネルギーが、湧き出る、不思議なアイ
テムになるはず、きっとそうだ!
絞りの羽織なんか流行らないから要らないなーんて、簡単に処分しないで、
なにかの形に変えて、甦えさせてあげましょう。
お蚕さんや、一つ一つ絞ったら人や、染めた人、縫い上げた人の為にも。
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