平野啓一郎さんのラブストーリーです。
昔、芥川賞を学生時代に受賞された「日蝕」はさっぱり理解できなかったけど。
今回は、大丈夫。
クラッシックのギタリストと海外の通信社で働く女性、登場人物のレベル高いんです。
お互い40前後のいい年をしています。
最初会った時から、惹かれあい、けどすれ違い、そして遠距離、それも国内とちゃいま
す、世界を又にかけて、三回しか会ってないのに。
「君の名は」(古すぎます)から、すれ違いは鉄板のラブストーリですけど、今はあまり流行ら
なくなりましたもの、ケイタイのおかげでね!皮肉にもそのケイタイのメールによってす
れ違ってしまうのです。
お互い思いを寄せる相手だからこそ、巧く会えない、やはり若くない大人の恋なんです。
揺れ動く感情が切なすぎるのです。
平野さんの文章は、相変わらず語彙が難しいとこがあり、時々ググりながら読みすすめま
したけど、本当に文章が美しい。
何度も出てくる、「変えられるのは未来だけだと思っているけど過去も変えることが出来
る、過去は繊細で感じやすい」んなアホなと思ったけど、最後には納得!
ラブストーリーを軸にクラッシック音楽の世界、今も問題のイラク情勢、などが絡み合い
骨太に仕上がってます。
それから、お若い作家さんらしく、本でもCDでも、買うのではなく注文。
それに美しい人の例えに、「リー・チーリンとスカーレット・ヨハンソンをたしてニ倍す
る」って、今時の人です。
最初「冷静と情熱のあいだ」ポイのかなと感じたけど、ちゃいました。
映画化が決まっていて、福山雅治と石田ゆり子さんやてー、どストライクで文句ありませ
ん。
読み進む内に、すっかりお二人が台詞言ってました。
こんな恋愛憧れます、けど私には無理、ちゅうかもう遅すぎるやん。
平野さんが以前トークショーみたいなところで「愛とは誰かのおかげで、自分を愛せるよ
うになる事、だから誰かを愛する」。
愛なんですよねー、愛さなきゃいけません、家族・友人・他人・難しいけど。
2019年6月26日水曜日
2019年5月28日火曜日
八尾の茶吉庵へ行ってきました。
「ジャパンあるてぃすと展」と言う公募展があるから、行って見ない?
と誘われ、雨の中長靴はいて、八尾の恩智にある茶吉庵まで行って来ま
した。
どんな、展示会かも知らずに、誘われるまま来たのですが、展示会場の
素晴らしさにビックリ。
築250年と言う古民家を展示ギャラリーやイベントホールに利用して
います。元は木綿問屋さんだったそうです。
今回は様々なアーティストさんたちが、サムネイル サイズの作品を出品
し。
そこでギャラリーに訪れた人達により投票で、グランプリを決めると言
う企画らしいです
私達も、それぞれお気に入りの作家さんの作品投票して、その後は中に
あるカフェでマッタリ。
元馬小屋であって、後に郵便局になっていたと言う、二階は女中小屋や
ったそうです。
いい雰囲気のカフェで、ランチしたり、お茶したり。
雨で人が少なく、本当にゆったり出来ましたわ。
投票結果が楽しみです。
と誘われ、雨の中長靴はいて、八尾の恩智にある茶吉庵まで行って来ま
した。
素晴らしさにビックリ。
築250年と言う古民家を展示ギャラリーやイベントホールに利用して
います。元は木綿問屋さんだったそうです。
異国情緒豊かなお人形さんたち色が素敵! |
今回は様々なアーティストさんたちが、サムネイル サイズの作品を出品
し。
そこでギャラリーに訪れた人達により投票で、グランプリを決めると言
う企画らしいです
私達も、それぞれお気に入りの作家さんの作品投票して、その後は中に
あるカフェでマッタリ。
元馬小屋であって、後に郵便局になっていたと言う、二階は女中小屋や
ったそうです。
いい雰囲気のカフェで、ランチしたり、お茶したり。
雨で人が少なく、本当にゆったり出来ましたわ。
投票結果が楽しみです。
これは、私がお気に入りで投票した手毬。
写真では、綺麗に出ないけど光加減により色が微妙に変化して、今まで
見たことの無い手毬でしたわ。
大昔は女の子が、正月に手で突いて遊んだかもしれないけど、今はも
う、飾るだけになった鞠。
それだからこそ思いっきり綺麗に優雅に作られる手鞠。
手作りで無いと出来ない技です。
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2019年5月26日日曜日
ウェアラブルバッグみたいな。。。
最近頓に、女子力減退が目立つ娘が又、私にけったいな、注文をしてき
て。
バッグを持つのが面倒なので、パーカーをバッグ代わりにリメイクして
欲しいと言うのです。
ミッション インポシブルでしょ!
でも面白い、やりたいわ。
どっかのサイトでチラ見した見たいで、へタックそなイラスト描いてよ
こして、そこから膨らますのが私。
元のなんて事の無いパーカーなんですが、無○良品の。
実は私も持っていて、生地がよくて、撥水加工も在りで、雨のときも、
これならフードかぶって、小雨くらいなら耐えられます。
目隠しシールドも着いていて、バスの中で寝ていても顔が隠れます。
袖口も親指通しがあって、手袋要らず。
ジッパー着きポケットにも隠しポケットもあり、機能性抜群なんですけど。
無○良品から別に何も貰ってないけど、ほんまに良品やと思います。
それに尚且つ、機能性を求めるのです。
裏にポケットを貼り付けて、表にはメガネホルダー付けて、袖口にはIC
カード入れまで、装着するのです。
ちょっといいでしょ!
何処に行くのでも、これ着ていたら、何でもかんでも、服の中に入れら
れます。デブに見えてしまいますが(涙)
娘は映画に行くときも、ペットボトル隠して入るそうです。
持ち込み駄目ですものね(あかんでしょ!)
これ、いいと思いません?
早速私のパーカーも、やってみよう。
て。
バッグを持つのが面倒なので、パーカーをバッグ代わりにリメイクして
欲しいと言うのです。
ミッション インポシブルでしょ!
でも面白い、やりたいわ。
どっかのサイトでチラ見した見たいで、へタックそなイラスト描いてよ
こして、そこから膨らますのが私。
元のなんて事の無いパーカーなんですが、無○良品の。
実は私も持っていて、生地がよくて、撥水加工も在りで、雨のときも、
これならフードかぶって、小雨くらいなら耐えられます。
目隠しシールドも着いていて、バスの中で寝ていても顔が隠れます。
袖口も親指通しがあって、手袋要らず。
ジッパー着きポケットにも隠しポケットもあり、機能性抜群なんですけど。
無○良品から別に何も貰ってないけど、ほんまに良品やと思います。
それに尚且つ、機能性を求めるのです。
裏にポケットを貼り付けて、表にはメガネホルダー付けて、袖口にはIC
カード入れまで、装着するのです。
ちょっといいでしょ!
何処に行くのでも、これ着ていたら、何でもかんでも、服の中に入れら
れます。デブに見えてしまいますが(涙)
娘は映画に行くときも、ペットボトル隠して入るそうです。
持ち込み駄目ですものね(あかんでしょ!)
これ、いいと思いません?
早速私のパーカーも、やってみよう。
2019年5月25日土曜日
「海の見える理髪店」を読んで、驚いたわ。
直木賞受賞作「海の見える理髪店」6作品の短篇集。
装丁が5月ぽい緑色で綺麗。
最近短篇物が多くなって、長編小説がどうも、読みにくい、歳か。。
色んな家族が出てきて、最近家族を亡くした私は、ジーンと来る所もあり、かなり感情移
入して読み進みました。
本の題にもなっている「海の見える理髪店」は、文の運びが絶妙で、もう一度読みたくな
るほど、印象的な作品でした。
すべての作品が読み終わった後に余韻がジーンと残る文章で。
なんやかんや言っても、家族っていいなーとつくづく思いました。
昭和な感じの小説やわ。
そこで、興味深かったのが、理髪店の中で店主が言う言葉の中に、「昔は髪の毛を集めて
佃煮屋に売る」と言う件があるのです。
戦後物が不足していたから筋のよくない佃煮屋が科学醤油の材料にするというのです。
髪の毛はアミノ酸だから。
驚いて、ググッテみたら、ありましたわ、人毛醤油。
1960年半ばを境に製造されなくなったらしいですけど、中国ではまだ製造されてるみ
たいですよー。
何でも食べる事ができるんやー、あかん事ですけど。
話はそれるんですけど、それは何時もの事ですけど(笑)
先日、ちらりとテレビを見たら、めったに見ないのですけど、テルマエ・ロマエの作
家さんヤマザキマリさんが出てらして、おっとと!と思い見ていたら、やはりローマのお
話をしてらして、ローマ時代は、住民のおしっこを集めたらしいのです。
集めて何をするかと言うと、せんたく屋さんが、ローマ時代にせんたく屋さんがあった事
にも驚きますが、そのせんたく屋さんが、大きな水槽に集めて、汚れ物を洗うんですっ
て。
想像しただけでも、うっううううっ。。ってなるけど、ホンマらしいです。
それもググッテみたらちゃーんと、ありました。
何でも無駄にしないというか、使えるものは何でも使うと言うか、でもねー。
おしっこでない方を、肥料にするとかはわかるのですけど、おしっこで洗濯した物を、着
るって、考えられないなー。
装丁が5月ぽい緑色で綺麗。
最近短篇物が多くなって、長編小説がどうも、読みにくい、歳か。。
色んな家族が出てきて、最近家族を亡くした私は、ジーンと来る所もあり、かなり感情移
入して読み進みました。
本の題にもなっている「海の見える理髪店」は、文の運びが絶妙で、もう一度読みたくな
るほど、印象的な作品でした。
すべての作品が読み終わった後に余韻がジーンと残る文章で。
なんやかんや言っても、家族っていいなーとつくづく思いました。
昭和な感じの小説やわ。
そこで、興味深かったのが、理髪店の中で店主が言う言葉の中に、「昔は髪の毛を集めて
佃煮屋に売る」と言う件があるのです。
戦後物が不足していたから筋のよくない佃煮屋が科学醤油の材料にするというのです。
髪の毛はアミノ酸だから。
驚いて、ググッテみたら、ありましたわ、人毛醤油。
1960年半ばを境に製造されなくなったらしいですけど、中国ではまだ製造されてるみ
たいですよー。
何でも食べる事ができるんやー、あかん事ですけど。
話はそれるんですけど、それは何時もの事ですけど(笑)
先日、ちらりとテレビを見たら、めったに見ないのですけど、テルマエ・ロマエの作
家さんヤマザキマリさんが出てらして、おっとと!と思い見ていたら、やはりローマのお
話をしてらして、ローマ時代は、住民のおしっこを集めたらしいのです。
集めて何をするかと言うと、せんたく屋さんが、ローマ時代にせんたく屋さんがあった事
にも驚きますが、そのせんたく屋さんが、大きな水槽に集めて、汚れ物を洗うんですっ
て。
想像しただけでも、うっううううっ。。ってなるけど、ホンマらしいです。
それもググッテみたらちゃーんと、ありました。
何でも無駄にしないというか、使えるものは何でも使うと言うか、でもねー。
おしっこでない方を、肥料にするとかはわかるのですけど、おしっこで洗濯した物を、着
るって、考えられないなー。
2019年4月29日月曜日
関フィルのコンサートに行って、色んなことを考えた。
今日の指揮者は人気の藤岡幸夫さん、だからかも会場の入り口で、「余
ったチケットありませんかー」って、プラカード持った人がいました。
会場内はほぼ満員です。
ま、300回記念演奏会だし。
始まる前に、藤岡幸夫さんと今回世界初演となる交響曲を作曲した
菅野 祐悟さんとのプレトークがありました。
ディーリアスの春を告げるカッコウの後、本日目玉の、宮田 大さんのチ
ェロ演奏。
30歳前半と思われる宮田さんの演奏は、エネルギッシュで、繊細で、
汗をかきながら、素晴らしい演奏。
弦を力強く押さえる長い指が、踊るようで、こんな指で背中のマッサー
ジしてもらったら、気持ちいいのではと、しょうもない事も考えなが
ら、聞き惚れてました。
彼の使用している楽器は、上野製薬より貸与されている、1698年のスト
ラディヴァリウス"シャモニー"って、きっとお高いのでしょうね、当た
り前ですけど。
で、びっくりしたのは上野製薬。
表千家では上野の奥様ったら有名な、数奇者(すきしゃ)です。
好き者ちゃいますよ!
名物道具の収集家。
やっぱり、セレブはちがうわ。
茶道具だけでなく、300年も前の楽器まで、そうやって色んなとこで
文化を支えてはるんです。
ありがたいことです。
その後は、菅野祐悟さん作曲の交響曲。
最初トークにもお出になってましたけど、調べたらまだ41歳。
お若い、ファッションも、今時です。
来阪してから髪の毛カットしに行ってきて、それが1500円やったという
たはりました。
ええ話やん(そこですかっ!)
この頃、周りで活躍なさってる人、皆若いわー。
と思うのは、自分が年取ったせいかもしれないけど。
見ていても嬉しいわー。
景色ええもん。
終了後の観客の皆さんの拍手も心がこもっていて、いいコンサートでし
たわ。
2019年4月17日水曜日
ごみ処理施設へ行って、タフでヘビーで、ハードで心苦しい作業をする。
母がいなくなり、家の中を整理して、大量の要らないものを処理すべく、ごみ処理施設へ
行って来ました。
定期的に処理してくれる、ごみ収集では、処理しきれない量なので、持って行く事に。
ほかす事の嫌いな母が、溜めるに溜めた品々、衣服、小物など、「こんなのどうする?」
と姉に聞くと、「処分するよ!」意外にもあっさり言ってくれて。
気持ちの変わらないうちに、処理施設に連絡して、車に載せるだけ載せて行きました。
ナビとセンターの担当者のお世話になりながら、ややこしい道順をやっと辿り着いて、
事務所で車検証見せたり、書類に記入したりして、手続きします。
関係ない話ですが、何十人も居る事務所に女性が一人も居ないのが不思議な感じですわ。
来る道では、ややこしかったですけど、手順などは親切に教えてくださるので、ほっ
と一安心。
その後は、荷物を載せた車ごと、重さを量るプラットホームに行き重量測定、日頃見慣れ
た、ブルーのゴミ収集車と一緒に並んで、測定してもらいます。
その後、ごみピットへ車を移動し、ごみの谷底に自分でごみをほうり投げるのです。
この時ばかりは、ちょっと切ない気持ちになりました。
だってそこに放り込んだ瞬間、母のものがゴミになるのですもの。
でもそんなことばかり言ってたら、ことが進みません。
大事な物や着物などはちゃんと置いてありますけど、でも日頃着ていたお気に入りの洋
服や、私が作った服、母の日にプレゼントした服、小物、それこそ断腸の思いでポンポン
ほりこみました。
その後は、再び空になった車を2度目のプラットフォームで計ってもらい、再び事務所へ
行ってお会計をするのです。
帰り道で、姉が「母の物が家の中からだんだん無くなって、寂しいなー。。」とつぶやき
ました。
今回の事だけでなく、これからも、もっと寂しく思う日々がきっと来る。
でもそれは区切りだと思います、すべて無くすのではないのだもの。
でもやはり、辛かった。。
私もそろそろ、身の回りのもの、整理して、断捨離していかなくては、後に残す子供らに
迷惑掛ける。
断捨離以前に、ぴんぴんころり、と逝きたいなー。
2019年4月8日月曜日
今年の桜は、色々。
仲のよい友人達と[HIMAGINE]と言うライングループを作り、折々に集って楽しんでい
るのですが、そのラインに競って桜の画像をアップしてくれます。
るのですが、そのラインに競って桜の画像をアップしてくれます。
![]() |
瓜破東 |
![]() |
大阪城 |
蔭涼寺
江坂糸田川
ライングループの友人の家、本人も写っています
![]() |
今里新地公園 |
![]() |
氷室神社 |
![]() |
造幣局横 |
何処にいても桜は桜、どっから見ても綺麗です。
毎年、きっちり季節になったら咲いてくれて、私達を楽しくさせて、くれいやでも春を感
じさせてくれます。
この桜は高津の宮の桜です
母を先月31日に亡くしたと言うのに、花見に行くと言う親不孝者が写っています。
母と最後のお別れをした瓜破の火葬場にも沢山の桜が綺麗に咲いていました。
来年からは、桜を愛でる気持ちが、きっと何時もと違うのでしょうね。
未だ亡くしたと言う実感が沸いて来ないのだけど、桜の花が潔く散る頃に、涙が溢れるの
でしょうか?
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