2010年5月1日土曜日

新しいマーケティング



先日、心斎橋オーパで、お仕事していましたら。
若いお客様が、スキニーデニムの修理をお持ち下さり、携帯の画像を、お見せになって、「こんな感じに裾丈決めて下さい」とのこと。
皆さんご存じの通り、携帯の画面4センチ5センチのちっちゃい画面の中にモデルさんが同じパンツを履いています。
私が、「携帯サイトでお買いになったのかしら?」と尋ねると、「最近は、携帯や、PCでのネットショッピングが多いです!」と、そしてお直しやさんも、携帯サイトで見付け、彩縫館においでになったそうです。
1度に3本も、大人買いです、「試着もしないで、勇気いるでしょ?」と尋ねると、デパートや、ショップのリアル店舗で、下見しているから平気だそうです。
おまけに注文したら1日2日で手元に付くので、とても便利。
洋服をネットで買うのがもう普通になったのですねー・・・・・。それも携帯サイトで。
かくゆう私も最近先日のブログにも書いた、カットモデルをさせていただいた時のトリートメントが、とてもよかったので、ネットで取り寄せ(お店で買うよりもネットのほうが、が安いので)、それも¥5000以上送料無料!の言葉に惑わされ無理矢理¥5000以上にして買ったところです。
ここんとこは、とてもうまいセールストークですね!
本なんかもアマゾンで買う機会が多いし、果物も産直でネット注文してますもの。
ちょっと前までこんな事考えられなかったですよねー
これじゃー、百貨店や小売り屋さんが、売上落とすの無理ないです。
彩縫館も、ネットで見つけて、お得クーポン提示され、賢くお直し出して下さるお客様が、うんと増えました。
☆近々、彩縫館のネットショップもオープンします、ご期待下さい☆
ショップガイドは、こちらですhttp://shop.onaoshi.jp/
日時: 2010年05月01日 22:19

2010年4月24日土曜日

壬生狂言



4月も中旬過ぎてるのに、まだまだ寒くてその上雨まで降っている休みの日に、京都に行ってきました。
なぜかいつも休みは、雨です。
壬生狂言を一度鑑賞したくて。
まずは、知人お勧めの、綾小路にあるお料理やさんでランチを頂いて。
ちょっと本通りを外れるだけで、美味しくてお手頃なお値段で頂けるのは、さすがにジモチーの口コミです。感謝!!
そっから壬生寺へ、最初の演目、砲烙割りは、もうすでに始まっていて、雨だから、見に来る人も、少ないだろうとたかをくくっていたら、そんなことはありません、満席です。
砲烙割りは、最後に千枚近い砲烙を一度に気持ちよくドンガラガッチャーンと割る場面があり、ストレス解消になります。
その砲烙は、節分に壬生寺に参拝して素焼きの砲烙を境内で求めて家内の氏名年齢を書いて奉納する風習があって、その砲烙を使うそうです。
奉納者の、厄除けになるみたい。
一回の上演で約1〇〇〇枚以上割るから、九日だと凄い数字になりますよね・・・・・。
一枚おいくらなんでしょ!
なんせすべて無言劇なので、音は、鐘・太鼓・笛だけ、何が何だか、さっぱり解らず、
あわてて解説書を買い求めて、やっと内容を理解できたという、何という泥縄・・・・。
次の演目は、舟弁慶、義経と静御前との哀しい別れや、知盛の亡霊が現れたりと、わかりやすい内容で、楽しめました。
けれど寒かった、隣にいらしたご婦人が、途中顔を真っ青になさって中座しました。
ちょっと大変でしたが、でも後にいた、ヤンキーにいさん(青い目をしたリアルヤンキー)は、半袖のTシャツで驚きましたけど。
七〇〇年もの間受け継がれた、伝統の行事、それをすべて普通の会社員さんとか、自営業さんとかそれも衣裳担当以外は、男性ばかり、だそうです。
そういえば、舟弁慶で、一時間あまり太鼓をたたき続けていたのも、小学生高学年位のボクちゃんでした。
そうやって、みんなで伝統を受け継いでいくのですね、凄いです。



日時: 2010年04月24日 10:16

2010年4月21日水曜日

研修会開催しました!



 いつも仕事に追われて、なかなか技術向上の為の機会が取れないとと言う、頑張りやさんの為に、日曜日が休みの店舗を利用して、研修会を開催しました。
講師にカリスマリフォーマーの林さんを迎えて、若いスタッフ達4人が、集まりました。
もっと集まって欲しいのですが、何せ場所が狭いのと、勤務時間のやりくりが・・・・・・・。
教えたがり屋さんと、教えられたがり屋さんが、集まってとても有意義な1日でした。
最近お客様で、アパレル関係の方が、仰っていたのですが、今まで国内の縫製業者さんより安い中国にばかり頼っていたけれど、最近賃金の高騰で、それなら日本でと思ったところ、日本のお針子さんが、全く育っていなくて、頼む所が、なくなってしまい慌ていらっしゃるそうです。
我が社は、まだまだやる気のある、若いスッタフがいて、頼もしい限りですが、
お直し業界も、一定の期間働いて帰国してしまう中国労働者や、高齢者ばかりで、後に続く人が育たなくて、廃業される会社も多いと聞きます。
これでは日本の縫製業は崩壊してしまいます。
それぞれ忙しい仕事の合間をぬって、ベテラン先輩の一挙一動を見つめどん欲に技を盗もうと
している若いスッタフに、出来る限り、この様な時間を提供したいと思っています。
そんなん言ってる私も、まだまだ教えて欲しい事いっぱいあるのですけど・・・。
その結果もっと彩縫館に来ていただけるお客様に、満足していただける、お仕事が出来ることになるのですから。
頑張ります!!



日時: 2010年04月21日 22:20

2010年4月6日火曜日

ソフトバンクの会社説明会



 何となく、ネットでうろうろしていたら、ソフトバンクの2011年会社説明会のUstreamを見つけました。
もちろんスピーチは、孫正義氏です、ひろーいホールの舞台の上で、一人で、人を飽きさせずに話続けるって、きみまろさんか 孫さんぐらいかも、ま、冗談はさておいて。
内容の素晴らしさと言ったら、中高校生諸君に、聞かせてあげてくださいと文科省に言いたいくらい。
孫さんの座右の銘は志高くです。
そしてその志は早くに決めたほうがよいそうです。登る山は、早くきめる、遅くなると人生の中でその山に登ることが出来る可能性が減ってしまうと仰います。
その高い志をもって15歳で、アメリカに渡ります。それも病に倒れた父や泣く母を見捨て、休学を進める学校に退学届けを出してです。
退路を自ら絶って、帰る場所をなくす覚悟で、渡米しアメリカの高校に入学するのです。
そっからが、孫さんの凄いとこで、1週間で2年生に3日で3年生に又3日で卒業して大学に入学してしまうのです。
そして大学在学中にマイクロチップの写真に出会い、人の脳の働きを超える物を人類は発明したことに涙を流して感動したそうです。
その感動が、現在の孫さんのお仕事に深く影響を及ぼしたのですけれど。
孫さんは、ある意味勝負師だと思いました。
ここだと思ったときに、会社の全財産を投じて勝負に出る、負けたときのことを考えない。
男らしい・・・・・・・。素敵です!
その後病に倒れたり苦難の時期もありましたが、そのときは、「龍馬がゆく」を読んで自分を励ましたそうで、ソフトバンクのロゴは、海援隊の二本線の旗の印から生まれたそうです。
その後、随分はしょってますが、ヤフーに巡り会い今に至るのですが。
後半は、皆さんも知ってる、会社のお話が続きます、会社説明会ですものね。
60歳になったらソフトバンクアカデミアを作り後継者を育てようと・・・・・。
お金を残さず、志を残すと仰いました。素晴らしい!!!
そう!思い出しました、その昔、野球ソフトバンクの監督に王さんに来て貰おうと、孫さんが、料亭のお座敷に招いて、上座に座った王さんに、脇息を外し、座布団から降り、畳に手を付いて、監督のお願いをしたと、何かで読みました。
孫さんもそして受ける王さんも、言えばルーツは、外国、そのお二人の美しい日本的な所作を想像して、とても感動したことがありました。
若いときから自分の才能と努力で財と地位を得た人でさえ、物事を推し進めるために
謙虚に礼儀正しくなさるのに、親からの莫大な財産貰って、日本人じゃなく宇宙人ってな人も居ます。
又 余計な事言ってしまった!!!。
日時: 2010年04月06日 22:58

2010年3月8日月曜日

未来ある子供達のために



「沖縄旅行に行ってきたよ!」って久しぶりに恩師が、お土産持って、職場に訪ねて下さいました。
いつも気にかけてくだっさってありがたいです。
久しぶりにいろんなお話が聞けて、私は、昔の生徒にもっどってしまいました。
話題の中心は、最近の教育現場の大変さ、児童虐待の現実、それから、高等学校授業料の無償化の問題など、昔の熱血教師時代そのままに(今も現役で大学で教えておられるのですけれど)熱く語られました。
お話を聞くにつれ、子供達が、皆平等に教育を受けることは、本当に大変で、片方では、贅沢で 充分過ぎる環境で 教育を受けることが出来る子供達が 居ると思えば、片方では、健康保険もなく、給食費も払うことも出来ない親の元で育つ子供達が居る。
親の意志で払わないケースもあるけれど、食育と言うぐらいだから、給食費くらい税金でまかなえない物だろうか?
無理なのかなー!子供手当以前の問題だと思うのだけど。
せめて義務教育だけでも、安心して勉強出来る環境を作ってあげて欲しい、とつくづく思います。
最近の新聞記事や、各報道などを、見聞きするにつれ、心が痛み思わず、つれづれ書いてしまいました。
MixiやTwitterは、ある程度読んでくださる方々を絞ることが出来るけれど、ブログは、不特定多数の人たちが、御覧になるので、あまりつっこんだお話になると、差し障りがあるかと思われるのですが・・・・・。
ついつい書かずには、おれなくなるのです。
日時: 2010年03月08日 23:03

カットモデルデビュー!!



 海外に住む友人から、海外ゆうても、淡路島ですけど・・・・・。
すみません始めっから、しょうもないつかみで。
「娘が、美容師していて、カットモデル募集していて、なったってくれへん?」って久々の電話。一生懸命頑張っている娘さんの為に一肌脱ぐことになりました。
スタッフ達や友人などに声をかけて、最初に私本人が、行くことに、最初その海外の友人に「こんなおばさんでも良いの?」って尋ねたら。そのまま「いいよ!」って。
ほんまに・・・。「そんなー、おばさんなんてー」ってぐらい言ってくれればいいのに、デリカシーのない!
美容室が閉店してからと言うことで、六時半くらいにお店に行き、いろいろお話し合いの後カットして貰うことに。
「すみませんねー、こんなおばさんで・・・」っていうと、これ又そのまま「いえいえ来ていただいてありがとうございます」って、ほんまにー、よく似た親子です。
本人いやがっていましたけど、顔も似ているのです。
いいとこ取りしていて、可愛いと思うんですけどね~
「いつ頃カットしました?」「さーいつ頃やったかしらー」「パーマネントは、いつ頃?」「もうずいぶんと前、覚えてないです」って感じで、ほんまにやる気をなくする、モデルで申し訳なくって。
それでも、スタイリストさんの指導の元、私の髪の毛の癖を考えながら、時間かけて、丁寧にカットしてくださって、感激!!
カットしてから三日ほど経ちますが、やっぱり違うのよね、後の手入れが楽ちんです。
でも今回のことで、思ったのは、私達もそうだけれど、技術を極めるという事は、ほんまに大変な事だと再認識しました、だって今でもう60人位の髪の毛カットしたらしい、その髪型をちゃーんとカメラに撮ってファイリングしてるんですって。
まだまだカットし続けなくてはいけないらしいです。
仕事終わって、夜遅くまで、疲れるけれど、頑張るんです。
えらい!!
日時: 2010年03月15日 21:54

2010年3月4日木曜日

入学準備のお手伝いしますけれど・・・。



 今日久しぶりに、学生時代の友人と食事したのですけれど、
この年になると、孫の話に花が咲きます、その彼の孫が今年小学校に入学というので
彩縫館にお任せ下さい、プロのお仕事で、いろいろバッグなどお作りしますよ!」
と商売気出してPRしたところ。
「大丈夫もう作ったから、何処の子よりええのん、作ったよ!」って。
そりゃそうです、彼は、カバン関係の会社をしてたんですものねー。
それも自分で工業用ミシンを踏んで本格的な仕様で内装も完璧にして。
奥様なくした後男手一つで子供達を仕事しながら育て上げ、今度は、忙しい中孫のバッグを縫ってたと思うと、いつもバッシッと、背筋伸ばして紳士然とした姿から想像できなくて・・・。
その話を聞いたときは、「可愛げのないカバンやなー!!」って思いっ切り、笑ったけれど、帰ってからその話を思い出して、じーんと来てしまいました。
それに比べ私はと言うと、自分のことばかり、孫のことも、只可愛い可愛いばかり言うばかりで、ほんとに可愛い顔をしているのだけれどへへへ・・・
なーんにもおばあちゃんらしいことしてなくて、反省してしまいました。
可愛げのある入園入学のバッグのお手伝いはこちら
日時: 2010年03月04日 21:04