なんでか知らないけれど、気分スッキリしなくて、気分転換にと、京都に、娘を誘って出かけました。
行き先は、前から行きたかった、京都国立博物館の特別展館・百獣の楽園です。
到着して博物館を見たとたんその重厚な、建物に圧倒され、さすが、重要文化財。
到着して博物館を見たとたんその重厚な、建物に圧倒され、さすが、重要文化財。
その地味な色目の建物に不釣り合いなグリーンのポスター、素敵です!
入るや否や、パンフレット【まるまるアニマル】、何とキャッチーなコピー。
美術にすむ動物たちの大集合!
美術にすむ動物たちの大集合!
たこ・カエル・禽(とり)・わんこ・にゃんこ・らくだ・うま・さかな・・・・etc。
縄文時代から、現代まで。
作者も雪舟・狩野元信、俵屋宗達、尾形光琳、伊藤若冲、円山応挙、長澤蘆雪、葛飾北斎...
作者も雪舟・狩野元信、俵屋宗達、尾形光琳、伊藤若冲、円山応挙、長澤蘆雪、葛飾北斎...
埴輪や木彫り焼き物いろんな場面にカワイイのや、ブサカワイイのもありますが、モデルで頑張ってます。
作品の横に書かれている、キャプションも、学芸員さんが頭の柔らかい人々かも、こなれた文章。
たとえば、鏡には、「人は,鏡の中に齢を重ねた自分の姿を見る、銅背に表した鶴の絵も長寿の切実な希求の表れ。」
又は、漠蒔絵枕には、「人の悪夢を食べてくれる、漠、どんな悪夢を食べてくれるのかな?」
だまし絵のような、どこに隠れているか、探すのに難儀する作品、思わず、知らない隣の人に教えてもらったりして。
それから、若冲の「百犬図」のように、わんこばっかり書かれていて、それが又可愛くなくて、百匹いるのかと思って数えると、59匹だったりして、若冲も最後には、疲れたのか・・・・。
大昔は、虎の雌は、ヒョウだと思われていたそうで、そしたら、私は、ヒョウ年? なーんて突っ込み入れながら、楽しく見て回ることができました。
帰りに、せっかく京都に来たのだからと、京都の支店の方と、お茶することが出来ました。
美味しい紅茶のお店で、その時のティーコゼも、知ってか、知らずか、像さんです。
そこで、お土産に買った絵はがきなどを、見てもらいながら、お話ししていたら、たまたま伊藤若冲のわんこと猿の作品の絵葉書でしたので、「若冲は、僕もよく見に行きますよ!そこの八百屋の息子ですねん!」
え~え~っ☆。
錦市場の、八百屋の出だそうです。
ちょっと待ってょ~、そのさりげない言い方。
よく、ほんまか、うそか、京都の人に、先の大戦のことを聞くと、第二次世界大戦のことでなく、応仁の乱や鳥羽の戦いと答える方が、おられると聞きますが、同じレベル?
まるで年表を、ひとっ飛びにしたような、時空を軽々超えてしまいます。
そんなこんなで、久々に京都を訪れて、美術品と、美味しい紅茶で、目と舌と心に、ご褒美でした。
ほんに、のんびりでしたよー。
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