2015年11月16日月曜日

まな板とセーターのリフォーム

もう20年以上奉公してはる我が家のまな板。

真ん中のところが凹んでしまい、最近は、きゅうりを輪切りにしたり、お葱を小口切りにしたりする

と、繋がってしまうようになりました、万国旗のようにきれいに繋がりますよー。

かんなで削ればよいのは解っているのだけれど、残念ながら我が家にはかんながなく。

仕方なく叔父の家まで、大好物の千鳥饅頭持って、ご機嫌伺いかねて借りに行くことに。

歯の出し方や調節の仕方、削り方などのレクチャーを受け「無理やろな!」という暖かいお言葉ま

で頂きましたのよ。

ふと叔父が着ていた暖かそうなカシミヤセーターを見ると、前のところに虫穴が開いているでは、あ

りませんか。

私、こんなの見ると、見過ごすことが出来ません。

一つ見つかれば、大抵3個はあるもんです、案の定4個ありましたわ。

「ええねん、かめへんねん、このまま着るねん!」

と頑固に言い張る叔父から無理やり脱がして、持って帰ることに。

かんなとセーター持ち帰り早速セーターからお修理。

修理に使う元糸を脇から取り、針に通して穴のところを編みなおしていきます。

30分もすれば完成。



次はまな板です。

これが、なかなか大変、まな板はもともと硬いのでちょっとやそっとでは削れなくて、30分もやって

たら、腕は痛いし汗は出るし、終いには飽きてくるし。

3日ほど奮闘してもこの状態です、真ん中がまだ少し凹んでいるけど、また気が向いたら削ること

にして、今年中に何とかなりそうだわ。




針仕事も楽しいけど、大工仕事も楽しいもんです。

でもねー、心の中にぽっかり明いた穴や、凹んだ気持ちちゅうのは、どないして直したらええもんで

すかいなー、誰か教えてほしいもんですわー。

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