た。
今回の台風にもちゃんとしたお名前があります。
アジア名はマラカス、フィリピン名はジェナーです。
しょうもないこと知ってますでしょ。
ちなみに私の生まれた日にも台風が大阪を襲っていて、
その名はジェーンでしたのよ。
あいもかわらず、前置きが長くて。。。
原作は、泉鏡花。
ある年代以上の人は、わかる内容だけど
お若い人には、さっぱりわからないでしょうね!
劇は勿論、映画にも、歌もヒットしました。
ざっと内容は、幼い頃スリなどをしていた、孤児の早瀬が偉い先生に救われて、必死に勉強して
ドイツ語学者にまでなったんです。
けど芸者さんの、お蔦と仲良くなって、彼女を身請けして、一緒に暮らし出すのよ、同棲ね!
けれど、先生の命令で仲を裂かれるのです。
そこで、有名な「月は晴れても心は闇だ」「切れるの、わかれっるのってそんな事は、芸者の時に裕
子とよ。。。」ってせりふがあるのです。
泣く泣く別れた二人、お蔦は、そのショックで病気になってしまうのです。
そして、最後に先生の許しを得て会いに行ったときは、もう死んでしまっていたと言う、悲しいお話。
お蔦を演じた波野久里子さんが、よかったわ。
別れを切り出される、湯島の天神さんの場面やっぱり、一番の見所。
身請けしてもらったとはいえ、芸者あがりなので、世間に身を隠すようにひっそりと
人目をはばかりながら、過ごしていたのに、早瀬の誘いでおおっぴらに初めてのデート。
何も知らずにはしゃぐ可愛らしさ、その後別れを告げられた後の悲しさ、女心を身のこなしと台詞
で、表現していて、思わずもらい泣きしてしまったわ。
芸者さんねー。。
最近は、おおっぴらに、お練のときも見に行ったり、二人でいるときの写真を撮られたり、今の芸者
さん達お座敷以外の場所での露出が多くなって来てます。
追っかけるマスコミもどうかと思うけれど、彼女達の心意気も変化してきたのかしらねー。
今回の公演も二代目喜多村緑郎襲名披露だったけど、穿った考えかもしれないけれど、
もう一人の襲名披露には、ある意味いい宣伝なったのかもしれませんね!
相変わらず毒のあるブログですわ。